フェラーリは19日(金)、2016年F1マシン『SF16-H』を発表。2本の動画を公開した。フェラーリ SF16-Hは、ニキ・ラウダが1975年にワールドチャンピオンを獲得した『312T』からインスピレーションを得たとされるホワイトをフィーチャーしたカラーリングが特徴的。このカラーリングにより、タバコ広告の禁止によってロゴを入れることがなくなったスポンサーのマールボロをさらに連想させるデザインにも感じられる。
技術面では、最近のトレンドにならい、ワイドなウィングウテーに突起のような先細ノーズを加えたショートノーズを採用。ルックス面では残念なデザインだが、空力面の追求が見て取れる。同時にフロントサスペンションは4年間採用してきたプルロッドからプッシュロッドに変更されている。パワーユニットもレイアウトが変更され、リアのパッケージングはよりタイトに絞られている。関連:フェラーリ、2016年F1マシン『SF16-H 』を発表