セルジオ・マルキオンネは、フェラーリの会長としての初年度のF1チームの成績を歓迎した。成績不振に陥った2014年、親会社のフィアットは、長年にわたって会長を務めたルカ・ディ・モンテゼーモロを追い出し、マウルツィオ・アリバベーネを新たなチーム代表に就かせた。現在、フィアットとフェラーリを率いるセルジオ・マルキオンネは、今年のフェラーリについて「シーズン序盤、我々は3勝出来たら、アリバベーネと私はサンバを踊るだろうと言った。結果は傑出していた」と述べた。
「17回の表彰台は、我々が驚異的なことができる素晴らしいチームであることを示した。(セバスチャン)ベッテルは素晴らしいシーズンを過ごした。彼は素晴らしい男であり、チームにうまく融合した素晴らしいドライバーだ」「現在、我々は2016年に目をむけている」とセルジオ・マルキオンネは続けた。「我々にはメルセデスに非常に近づいている素晴らしいチームがあることを確認できた。だが、技術的にはまだ彼らに劣っている」木曜日にアムステルダムで株主総会が行われ、株式の10%を新たに上場した後、フェラーリがフィアット・クライスラーから分離することが承認された。現在、フィアットは、フェラーリの株式の残りの大半を流通させており、およそ40億ドル(約4932億円)余りの資金を得ることになる。これを受け、今週、元フェラーリ会長のルカ・ディ・モンテゼーモロは「フェラーリはフィアットのATMになった」とイタリアのメディアに語った。