フェラーリF1チームにオイルを供給するシェルは、最近のFIのエンジン潤滑オイルの調査に関して「何もやましいものはない」と述べた。FIAは、メルセデスとフェラーリがエンジンパフォーマンスを高めるために補助オイルタンクを使っていないかを調べるために、6月のF1カナダGPでルイス・ハミルトンとセバスチャン・ベッテルのマシンからオイルサンプルを採取いて分析した。
広範囲な分析の後、FIAは、どちらのチームもレギュレーションに違反はしていないと述べた。シャルのフェラーリ担当テクノロジーマネージャーを務めるガイ・ラベットは、シェルとして、燃料と燃焼が規約に沿っていることを確実とするためにFIAとの仕事を続けることに満足していると述べた。「燃料センサーの下流に燃料を噴射することは完全に違法であり、FIAは分析を行った」とガイ・ラベットはコメント。「オイル内に燃料成分が入っていれば、それが燃焼室にたどり着く可能性がある。どんなエンジンでも、リングを通してサンプから燃焼室までオイルが通過する」「率直に言って、そこからどれくらい大きなパフォーマンスゲインを得られるかは疑わしい」それでも、そこはグレーエリアであり、FIAが調査して、それを塞ぎたかったのは明らかだ」「我々はレギュレーションの特定の点で正しく管理されていることを確実にするたえにFIAと働き続けることに非常に満足している」「そこにやましいものは何もない」
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