フェラーリのルカ・ディ・モンテゼーモロ会長は、フェリペ・マッサがフェラーリでのラストレースまで自分勝手なレースをすることはないと考えている。今シーズン限りでフェラーリのシートを失うことが決まっているフェリペ・マッサは今週「今後はアロンソのためのレースはしない。シンガポールの金曜日からは自分自身のためにだけに取り組んでいく」と Globo にコメント。
ロータスとマクラーレンと交渉していることを認めたフェリペ・マッサは「毎周、全力でアタックするつもりだ。自分のことだけを考えるときが来たんだ」だが、ルカ・ディ・モンテゼーモロは、フェラーリ、そしてタイトル争いを続けるフェルナンド・アロンソが、これからもフェリペ・マッサをあてにできると考えている。 「フェリペは素晴らしい人物であり、シーズンをいいカタチで終えると期待している。彼はフェルナンドのヘルプを望まない? ナンセンスだ。彼は間違いなくそうする」とルカ・ディ・モンテゼーモロは La Gazzetta dello Sport に語った。「彼はコンストラクターズチャンピオンシップで我々を助けるだろうし、ドライバーズタイトルではアロンソにそうするはずだ」フェリペ・マッサの後任を務めるのは、2008年にチームメイトとしてフェリペ・マッサが総合ポイントで上回ったキミ・ライコネンだ。フェリペ・マッサは、キミ・ライコネンとフェリペ・アロンソを組ませるというフェラーリの動きが賢いものなのかどうかに疑問を示した。「トラック内外でフェルナンドとキミを二人とも知っているし、彼らのことは優れたドライバーとして評価しているけど、チームを共有する場合はあるだろうと懸念している」「ボスたちに今のうちに深呼吸するように言ったんだ。来年は深呼吸がもっと難しくなるからね」
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