フェラーリは、F1シンガポールGPの決勝レースで、フェルナンド・アロンソが3位、フェリペ・マッサが8位だった。フェルナンド・アロンソ (3位)「最終的にはうまくいったけど、このようなレースを続けていくわけでにはいかない。過去2レースで起こったように、常にライバルがリタイアするわけではないし、僕たちのパフォーマンスがトップからほぼ1秒遅れていた昨日のような予選セッションをシーズンの最後まで続けることはできない」
「トラック上ではチームの素晴らしい作業のおかげで少ないミスもしくはノーミスでなんとか僕たちの持っているものを最大限に生かすことができている。僕たちが今の順位にいるのはそれだけだ。今日、3〜4人のライバルより優位に立てたのはポジティブなことだ。おそらく、今回は僕たちにとって最も難しいサーキットだった。韓国やアブダビも部分的に似たような特性があるけど、そこにたどり着くまでにクルマを改善する方法を見つられることを願っている。スタートはシーズンでベストとは言えなかったけど、幸運にもすぐにディ・レスタからポジションを取り返すことができた。1回目のピットストプ直後はトラフィックにぶつかってしまったけど、タイヤがあまりに悪化し始めていると感じたので、ピットインすることにした。ソフトタイヤの方が競争力があったけど、2回目のピットストップ後にセーフティカーが入った。それはバトンとベッテルに有利だった。リスタート直前に上位の2人が衝突しかけた。ステアリングホイールでセッティグを変更していたときだったので数メートル失ってしまった。その時点で再びピットストップする必要があるかどうかはまだわからなかったけど、2回目のセーフティカーで何人かのドライバーがピットインしたので、最終ステージでタイヤデグラデーションに苦しむかどうかわからなかったけど、僕たちはステイアウトすることに決めた。でも、そうはならなかったし、快適に表彰台にたどり着くことができた。肉体的にとてもタフなレースだったし、シーズン全体で最も疲れたよ。このような暑さと湿気のなかでの300キロはとてもストレスを感じるね」フェリペ・マッサ (8位)「とてもタフで難しいレースだった。1コーナーでの出来事は悔やまれるね。パンクしなければ、フェルナンドのもっと近くでフィニッシュできたはずだし、それは両方のチャンピオンシップにとって重要なことだったからね。ピットインした後はやれることはあまりなかった。タイヤを出来るだけ長く持たせるのと同時に、出来るだけ速く走ることが目標だった。幸運にも2度のセーフティカーで再び集団がまとまったけど、スーパーソフトであんなに長い最終ステイントを走ることになるとは思ってもいなかった。今日の2012のパフォーマンスはここ2日間で見たものとは非常に異なっていた。違うクルマを運転しているようだったよ! レース終盤でも順位を上げるためにプッシュすることができたし、ラスト2周にタイヤがほぼなくなって始めてクルマをホームに持ち帰るということに考えが変わった。セナの動き? 規約はとても明白だと思うし、お互いを尊重しなければならないと思う。すでに彼に並んでいたし、彼は僕にスペースを残さなければならなかったけど、そうではなく彼はウォールに僕を押し出した。マクラーレンとレッドブルはとても強いけど、今日の結果はチームにとってそれごど悪くはなかったと思う。フェルナンドはなんとか多くのポイントをもたらした。もちろん、特に予選で僕たちはパフォーマンスを改善させなければならない」関連:F1シンガポールGP 結果:セバスチャン・ベッテルが今季2勝目