フェラーリは、F1中国GPの決勝レースで、フェルナンド・アロンソが9位、フェリペ・マッサが13位だった。フェルナンド・アロンソ (9位)「難しいレースになることはわかっていたし、実際にそうだった。常にトラフィックのなかにいたし、マシンのポテンシャルを生かすチャンスがなかった。他のマシンの後ろにいるときはタイヤが簡単に摩耗してしまうものだ」
「3ストップ戦略を選んだことで、オーバーテイクをしなければならなかったけど、僕たちのトップスピードではメインストレートではほぼ不可能だとわかったので、マシンをもっとうまく使えるトラックの他のポイントでオーバーテイクを仕掛けなければならなかった。もちろん、それはまさに僕たちの最も弱いエリアであるトラクションとスピードが不可欠なバーレーンにむけてあまり楽観的にはしてくれない。来週もダメージを最小限に抑えることが重要になる。F2012のパフォーマンスを改善させることがプライオリティなので、順位表については考えたくない。でも、望みを失ったというわけではないし、まったくその反対だ。去年、僕たちはスパまでずっと信じていたし、現時点で信じない理由はない。僕たちは順位表で3位だし、リーダーから8ポイントしか離れていない。確かにマシンをもっと速くするためにうまく前進していく必要があるのは間違いない。スペインで大幅なアップデートを持ち込むけど、他もそうだろうし、他よりも1秒速くなるような奇跡を期待しているわけではない」フェリペ・マッサ (13位)「非常に接戦のレースのなかでベストを尽くそうとしていた。確かに13位は満足できる順位ではないけど、僕のレースに限って言えば、シーズンの最初の2レースと比較すれば前進だったと思う。少なくとも、なんとか普通のレースをすることができたし、出来る限りのことができたと思う。2ストップという決断は正しかったと思うけど、レース展開を考えれば、異なるタイミングでピットストップした方がよかったかもしれない。でも、チェッカーフラッグの後、今それを言うのは簡単なことだ。常にトラフィックのなかにいたし、現時点での僕たちのマシンの主要な問題のひとつであるトップスピード不足が代償を払った。これまでの展開を考えれば、チャンピオンシップの次のラウンドであるサキール・サーキットは僕たちにあまり好都合だとは思えない。僕にとっては常にうまくやっていたレースだけど、幻想は抱いていない。いつものように全力を尽くすつもりだ」関連:F1中国GP 結果:ニコ・ロズベルグがF1初優勝!小林可夢偉は10位
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