フェラーリは、2012年F1マシンのために独自に車高調整システムを開発。FIAから合法であるかの判断を待っている状況だという。ロータスは、ブレーキング時にマシンのパフォーマンスと安定性を維持するブレーキ・トルクによって起動する車高調整システムを開発。FIAから合法との承認を受けている。
フェラーリの情報筋は、フェラーリもすでに独自に車高調整システムを開発しており、それがレギュレーションに則っているかを確実とするためにFIAに計画を提出したことを認めた。FIAからの正式な承認は下りていないが、最初のプレシーズンテストに間に合うように決断が下されることになりそうだ。フェラーリのチーム代表ステファノ・ドメニカリは、FIAと文書のやり取りをしているとWrooomの場で述べた。「話をしていることは、ブレーキング時の安定性により関連したものだ」とステファノ・ドメニカリは説明。「システムについて、FIAとチームの間に何通かの文章がやりとりされている」「この種のデバイスが承認されるかどうか最終的な確認を待っている。そのようなデバイスがパフォーマンスに貢献するかどうか調査しているのは確かだ。だが、FIAがどのような判断をするか待つ必要がある」関連:FIA、ロータスの車高調整システムを合法と判断か