フェラーリは、F1オーストラリアGPの決勝レースで、フェルナンド・アロンソが4位、フェリペ・マッサが9位だった。フェルナンド・アロンソ (4位)「順位だけを見ればそんなに悪い結果ではない。そうだね、ウェバーとバトンよりはうまくやれたけど、ベッテルとハミルトンには負けていた。このポジションでレースをフィニッシュしたのは4年間で3度目だし、僕はアルバート・パークで4位の定期券を持っているみたいだね。去年、僕たちはバーレーンで勝ってここに来たので、同じ結果でも感覚は非常に異なる」
「今日に話を戻せば、ベッテルは異次元にいるようだったし、その他は金曜日よりは近づいていた。少なくとも昨日の予選よりは離れていなかったね。アブダビと同じくまたペトロフの後ろでフィニッシュ? 本当だね。でも、偶然だし、この段階ではウェバーを抑えられたことの方が満足だ。ロシア人よりもタイトル争いでより重要なライバルになると思うからね。KERSは可変リアウイングと同じくらいうまく働いていたけど、そんなにオーバーテイクは簡単を簡単にはしてくれなかった。スタートでは少し混乱があった。うまくスタートできたけど、そのあとバトンの方に向かってきて、接触を避けるためにワイドに走行しなければならなかった。戦略は正しかったし、いくつか順位を上げるのに役立った。すぐにトラフィックに捕まらなければ、2ストップでも行けたかもしれないけど、展開を考えればベストな決断だった。僕たちはタイトルを獲得できる適切なポジションにいるけど、もちろん3〜4位フィニッシュを続けるわけにはいかない。改善しなければならないし、それはわかっている。でも、予測をするにはまだ時期尚早だ」フェリペ・マッサ (9位)「素晴らしいスタートができて物事はうまく進んでいたし、バトンのアタックからも十分に防御できた。そのあとハードタイヤを使って前に出ようとしたけど、その動きは成果を上げなかったし、終盤に3ストップにしなければならず、いくつか順位を失ってしまった。後半はリアタイヤのデグラデーションに苦しんでいたし、いいペースを続けることができなかった。可変リアウイングのような新しエレメントはうまく働いていた。間違いなく去年より多くのオーバーテイクが見られた。バトンとのバトル? とてもきつかったよ。彼が僕を追い抜いたときにシケインをカットしていたのでペナルティが科せられると思ったよ。結果と今週末の全体的なパフォーマンスは少し期待外れだった。本当のポテンシャルを示すことができなかったので、何が起こったのか完全に理解するために作業に取り掛からなければならない」関連:・F1オーストラリアGP:セバスチャン・ベッテルが開幕戦を制す・小林可夢偉とセルジオ・ペレスに失格処分