フェラーリは、ターボエンジンを搭載した『カリフォルニアT』を発表した。カリフォルニアTは、2008年に発表されたフェラーリ初の電動ハードトップを備えたカリフォルニアを大幅に改良。車名もカリフォルニアTに改められた。車名の「T」が示すように、カリフォルニアTはターボエンジンを搭載する。
新開発となる直噴V8ターボエンジンは、最大出力560ps/7500rpm、最大トルク77kgmを発生。排気量は、4.3リッターから3.8リッターにダウンサイジングされたが、パワーで70ps、トルクで25.5kgm上回る。0-100km/h加速も3.6秒とコンマ2秒短縮している。カリフォルニアTは、エクステリアも大幅に変更。フェラーリ・スタイリング・センターとピニンファリーナの共同作業によってデザインされたという。ポンツーン・フェンダーが特徴的な1950年代のレースカー「250Tテスタロッサ」にインスパイアされたというフェンダーからリアフェンダーに続くスタイルが特徴的だ。カリフォルニアTの実車は、3月にスイスで開催されるジュネーブモーターショーで初公開される。
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