山越陽悠は2026年にファン・アメルスフォールト・レーシング(Van Amersfoort Racing)からFIA F3にステップアップする。チームは2026年シーズンの2人目の契約ドライバーとして日本人ドライバーの山越陽悠を発表した。今週初めに発表されたジェシー・カラスケドに続くラインアップとなる。
山越陽悠は2023年にシングルシーターにデビュー。2024年にはイタリアF4選手権とユーロ4選手権に参戦し、両シリーズで計4勝を挙げ、最終順位はそれぞれ3位と4位となった。2025年にはフォーミュラ・リージョナル・ヨーロピーニャン選手権・バイ・アルピーヌにステップアップし、これまでに2度の表彰台を獲得。現在ランキング8位につけている。2026年の昇格について山越陽悠は、ファン・アメルスフォールト・レーシングとともにF3に臨む喜びを語った。「まず初めに、この機会を与えてくれた皆さんに感謝したいと思います。これがファン・アメルスフォールト・レーシングでの3年目となるので、僕の最初のFIA F3シーズンにとって本当に大きな助けになると思います。F3テストが待ちきれませんし、F3レースウイークエンドに向けてすでにとてもワクワクしています。最初の公式テスト、ヘレスでお会いしましょう」ファン・アメルスフォールト・レーシングのチーム代表ブラッド・ジョイスも次のように述べた。「山越陽悠がFIA F3にステップアップするにあたり、我々の旅を続けられることを嬉しく思う。彼はこれまで素晴らしい働きをしてきたし、勤勉でプロフェッショナルな姿勢を持っている。この次の国際舞台へのステップにもよく順応できると確信している。今後のテストが、彼にとって初めてF3マシンを操り、強力なシーズンに向けた基盤を築く機会となるはずだ。我々は彼の成長を支えることを楽しみにしているし、素晴らしい結果を共に達成できると自信を持っている」