F3レーサーのビリー・モンガーは、6月29日(火)に英国ロッキンガム・サーキットでF1マシンをテストすることになった。現在19歳のビリー・モンガーは昨年4月、ドニントン・パークで行われた英国F4選手権のレースで、静止していた別のマシンに激突。両脚の切断を余儀なくされた。
ビリー・モンガー(19歳)は、今年4月にオウルトン・パークで開催された英国F3選手権でレース復帰し、3位表彰台を獲得している。ヒストリックF1カーのサプライヤーであるHeritage F1によってアレンジされた今回のテストは、ビリー・モンガーに事前に知らされておらず、サプライズとして企画された。ビリー・モンガーは、朝にロッキンガム・サーキットで2011年のザウバーのF1マシン『C30』をドライブすることを知らされた。マシンはビリー・モンガーが手で操作できるようにステアリングホイールのクラッチペダルのひとつがスロットルに変更されるなど改良されている。マシンはすでに走行テストが行われている。ビリー・モンガーは、サーキットでシート合わせを実施し、午後に行うとみられている。ザウバー C30は、2011年にセルジオ・ペレス、小林可夢偉、ペドロ・デ・ラ・ロサがレースをしたマシン。
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