マクラーレンの育成ドライバーであるランド・ノリスが、2017年のヨーロッパF3選手権のチャンピオンを獲得した。今年、カーリンからヨーロッパF3選手権に初参戦したランド・ノリス(17歳)は、先月のレッドブル・リンクのレース3でクラッシュを喫して最終ラウンドまでタイトル獲得が先延ばしになっていた。
ホッケンハイムでの最終ラウンドでは、ランド・ノリスはライバルの成績に関わらず、1ポイントを獲得すればタイトルを獲得できる状況で挑んだ。迎えたレース1。ランド・ノリスは、ジョエル・エリクソンに次ぐ2位でフィニッシュ。ルーキーシーズンでヨーロッパF3選手戦のタイトルを手にした。近年、ヨーロッパF3選手権チャンピオンでは、エステバン・オコン、ランス・ストロールがF1にステップアップを果たしている。ランド・ノリスは、2015年にMSAフォーミュラのタイトルを獲得した後、2016年にユーロカップ・フォーミュラ・ルノー2.0、フォーミュラ・ルノー2.0 NEC、トヨタ・レーシング・シリーズでタイトルを獲得し、2016 McLaren Autosport BRDC Awardを受賞。今年のF1ハンガリーテストではマクラーレンでF1テストデビューを飾り、フェルナンド・アロンソを上回るタイムを記録して衝撃デビューを果たしていた。ランド・ノリスは、F2にステップアップするとともに、2018年にマクラーレンのリザーブドライバーに就任すると噂されている。
全文を読む