2019年のF2選手権の第4戦モナコの予選が5月23日(木)にカタルニア・サーキットで行われ、ニック・デ・フリース(ART Grand Prix)がポールポジションを獲得。松下信治(Carln)は10番手だった。2019年FIA-F2選手権第4戦が、伝統あるモナコの市街地コースで幕を開けた。F1モナコGPのサポートレースとなるF2は、モナコ独特の変則スケジュールにより、木曜日にプラクティスと予選、金曜日にレース1、土曜日にレース2が行われる。
また、F2の予選もモナコ独特のもので、ゼッケンの奇数偶数でグループAとBに分かれ、それぞれ16分間行われる。松下信治(Carlin)は、エンジン、ギアボックス、モノコックなど、マシンを新車に替えて心機一転し、この戦いに挑む。午前9時15分よりプラクティスが行われた。ウォームアップを行い、アタックスピードに入った松下信治でしたが、途中でスローダウン。ヘアピンの先でマシンはストップした。9周走行し、18番手という不本意な結果でセッションは終了している。午後1時44分から、グループBの予選が始まった。最初のアタックは1分22秒853、その後タイヤを替えて1分21秒929、最後のアタックでは1分21秒807とタイムを更新する。しかし、プラクティスでの走行不足もありタイムは思うように伸びず、松下信治はグループで5番手に終わり、5列目9番手から、上位進出を目指す。ポールポジションはニック・デ・フリース、2番グリッドにはルカ・ギオット(UNI-Virtuosi Racing)が並ぶ。レース1は24日(金)午前11時30分(日本時間午後6時30分)にスタートする。松下信治 (予選:グループB・5番手)「プラクティスでは、電気系のトラブルでエンジンが止まってしまいました。今回は新車で臨み、その感触自体は悪くなかったのですが、下ろしたてということで一番懸念していた、トラブルが出てしまいましたね。予選では、プラクティスでの走行不足もあり、リズムに乗れないまま終わってしまいました。うまくリズムに乗れればもうコンマ5~6は削れていたと思います。モナコはスタートポジションがとても重要なコースですが、まだあきらめたわけではないので、レースでは戦略的なことも合わせて上位を狙い、レース2に期待が持てる結果を目指します」2019年 F2 第4戦 モナコ予選PosNo.ドライバーチームタイム14ニック・デ・フリースART Gand Prix1分20秒67628ルカ・ギオットUNI-Virtuosi Racing1分20秒92436ニコラス・ラティフィDAMS1分21秒130411カラム・アイロットSauber Junior Team by Charouz1分21秒46259ミック・シューマッハPREMA Racing1分21秒46965セルジオ・セッテ・カマラDAMS1分21秒537710ショーン・ゲラエルPREMA Racing1分21秒598819アントアーヌ・ユベールBWT Arden1分21秒67592松下信治Carlin1分21秒807101ルイ・デレトラスCarlin1分21秒9361116ジョーダン・キングMP Motorsport1分22秒086123ニキータ・マゼピンART Gand Prix1分22秒0891321ラルフ・ボスチャングTrident1分22秒2331414ドリアン・ボッコラッチCampos Racing1分22秒2901512ファン・マヌエル・コレアSauber Junior Team by Charouz1分22秒437167 周冠宇UNI-Virtuosi Racing1分22秒7721720ジュリアーノ・アレジTrident1分22秒7851815ジャック・エイトケンCampos Racing1分22秒8771918タチアナ・カルデロンBWT Arden1分24秒7912017マハーヴィーラ・ラフナサンMP Motorsport1分26秒522
全文を読む