ニック・デ・フリースが、2018年のフォーミュラ2選手権にプレマから参戦することが決定。プレマは、2018年シーズンをショーン・ゲラエルとニック・デ・フリースというドライバー体制で戦う。オランダ出身のニック・デ・フリース(22歳)は、マクラーレンの育成ドライバーであり、2018年はF2選手権での2シーズン目となる。
カートで複数の世界チャンピオンを獲得したニック・デ・フリースは、2010年に14歳でマクラーレンと育成ドライバー契約。2012年からシングルシーターでのレースを開始し、2014年にはフォーミュラ・ルノー2.0で、ユーロカップとALPSのタイトルを獲得。2015年にはフォーミュラ・ルノー3.5にステップアップし、3位でシーズンを終えている。2016年のGP3参戦を経て、今年からF2に参戦。第3戦モナコで初勝利を挙げている。今週、ヤス・マリーナ・サーキットで開催されるポストシーズンテストから、プレマはショーン・ゲラエルとニック・デ・フリースという新しいドライバーラインナップとともに作業を開始する。ニック・デ・フリース「まず最初にこのチャンスに関わってくれた皆さんに感謝したい。プレマのような成功を収めてきたチームに加入できることを嬉しく思うし、僕を信頼してくれたことに感謝している。僕たちはずっとお互いのことを知っているし、ようやく一緒にレースができることをとても楽しみにしている。イタリアに戻るのが待ち切れない。新しいクルマが導入される2018年のFIA フォーミュラ2の新しいチャレンジを本当に楽しみにしている。非常に競争的なチャンピオンシップになるだろうし、ふさわしい力を持つ者が勝利するだろう!」レネ・ロジン (プレマ チーム代表)「2018年のF2シーズンにむけてニックを獲得できたことを嬉しく思う。彼のスキルは抜群であり、プレマと一緒に彼が才能を開花させ、タイトルを争ってくれることを願うとともに、新シーズンのスタートにむけて我々の手助けをしてくれることを期待している。我々の釣り合いのとれた素晴らしいペアをコースで見るのを楽しみにしている」エリック・ブーリエ (マクラーレン レーシングディレクター)「ニックはマクラーレンの育成ドライバ-プログラムの主要メンバーだ。彼がF2を続けることを嬉しく思っているし、昨シーズンの彼のパフォーマンスを強化してくれることだろう。彼の経験は2018年にむけて有益であり、優位性を発揮することだろう」