福住仁嶺が、今年のフォーミュラ2を戦う“レッドブル仕様”のレーシングスーツ姿を公開した。ホンダの育成ドライバーである福住仁嶺は、今年レッドブルとアスリート契約を締結。今シーズンは、アーデン・インターナショナルから参戦するフォーミュラ2をメインに日本でもTEAM MUGENからスーパーフォーミュラに参戦する。
福住仁嶺は5日(木)、フォーミュラ2を戦うレーシングスーツを披露。レッドブル・レーシングのF1ドライバーとほぼ同じネイビーをベースにしたPUMA製のレーシングスーツを着用する。胸にはホンダのロゴも掲載される。福住仁嶺は「今年はこの姿で走ります!初のPUMA、どうですか?」とTwitterでコメント。思わずそっち?とツッコミを入れたくなるコメントだ。今年はヘルメットもレッドブルの契約ドライバーが着用するマット塗装のネイビーをベースにレッドブルロゴと『Red Bull』のロゴがレッドが入れられ、ホンダの育成ドライバーであるものの、その姿はまさにレッドブルのジュニアドライバーだ。また、アーデン・インターナショナルは、今年から新たにオーストリアの飲料水会社『BWT(ベスト・ウォーター・テクノロジー)』をタイトルスポンサーに迎えて『BWT Arden』として参戦。F1のフォース・インディアでお馴染みのピンクのカラーリングを採用する。今年のフォーミュラ2選手権は、今週末F1のサポートレースとしてバーレーンで開幕。4月6日(金)にフリー走行と予選、7日(土)にレース1、8日(日)にレース2が行われる。昨年、福住仁嶺(20歳)は、今年ARTグランプリで2年目のGP3を戦い、バルセロナとヘレスのフィーチャーレースで優勝。チームメイトでチャンピオンを獲得したジョージ・ラッセル、2位のジャック・エイトケンに次ぐランキング3位でシーズンを終えた。福住仁嶺は昨季終了時点でF1スーパーライセンス取得に必要な40ポイントのうち、21ポイントを獲得しており、今最もF1に近いドライバーとなっている。今季位のフォーミュラ2を5位以上、もしくはスーパーフォーミュラでチャンピオンを獲得するなど、合わせて20ポイントを獲得すればF1参戦に必須のスーパーライセンスを取得できることになる。ちなみにスーパーフォーミュラで走らせるTEAM MUGENの15号車もレッドブルのカラーリングが施される。
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