佐藤万璃音が、F2の残りのシーズンでカンポス・レーシングのドライバーを務めることが決定した。佐藤万璃音(20歳)は、今週末のスパ・フランコルシャンでアルジュン・マイニに代わってジャック・エイトケンとカンポス・レーシングでチームを組みF2デビューを果たす。佐藤万璃音は、以前にカンポスとのプレシーズンテストをに参加した経験があり、チームには精通している。
イタリアF4でシングルシーターキャリアをスタートした佐藤万璃音は、2017年と2018年にヨーロッパF3選手権に参戦。4位という最高成績を収めた。今年はユーロフォーミュラ・オープンに参戦し、8勝、10回の表彰台を獲得して、3大会を残してランキングトップに立っている。現在、カンポスはチームズ選手権で4位につけており、佐藤万璃音はシーズン最後の4ラウンドでさらなる順位アップに挑む。佐藤万璃音は「これを実現してくれた関係者全員、そしてエイドリアン(カンポス/チーム代表)の温かい歓迎に感謝したいです」とはコメント。「これは僕の人生でこれまでの最大の挑戦になるでしょうが、本当に興奮しており、楽しみにしています」カンポスのチーム代表を務めるエイドリアン・カンポスは「佐藤はすでに私たちとプレシーズンテストを実施しており、彼は明るい未来がある有望な才能を持っていると思っている」とコメント。「シーズンの残りのレースで成功を収め、将来の舞台を設定するために、我々は協力して仕事をしていく」