牧野任祐は、フォーミュラ2 第3戦バルセロナのレース2をリタイアで終えた。朝方まで雨に見舞われ、なんとかドライコンディションに回復したなか、F2シリーズ第3戦のレース2が行われた。気温は11度と低く、路面も滑りやすい難しいコンディションで、牧野任祐からレースをスタートする。
午前11時35分にフォーメーションラップがスタート。スタートは悪くなかった牧野任祐だが、その後ポジションを落とし、10番手で1周目を終えた。4周目に牧野任祐はポジションを下げ11番手となる。5周目、牧野任祐と福住仁嶺は接近してターン4に進入。コーナー途中で2台は接触し、2台ともコースアウトし、リタイアとなった。F2第4戦はモナコの市街地コースで、5月24日(木)~26日(土)に行われる。牧野任祐「スタートはよかったです。1コーナーで7番手に上がったと思います。でも4コーナーで前の2台が接触して、それを避けるためにスロットルを緩めないといけなかった。それで順位を落としてしまいました。路面は、最初は結構ウエットでした。4コーナーもイン側は濡れていて、仁嶺はおそらくそれで滑ったんじゃないでしょうか。でもあそこで入ってくるのは、ちょっと無理ですよね。インから来るのは、一瞬見えていました。すごいタイヤ痕が付いてますから、ヘイローが役立ちました。ヘイローがなかったら、頭にぶつかっていたと思います。(事故後)チームメートのマルケロフの走りを見ていたのですが、おそらく僕も同じだったんですけど、トラクションとか、濡れてるところのスピードが全然違う。今日のちょい濡れ路面には、僕らのクルマは合ってなかったと思います。濡れているところ以外では、今日は前後のバランスもそんなに悪くない感じです。でもまだほんとに温まりきってない状態でリタイアしてしまいましたから、ほんとのところはわからないです。モナコは楽しみです。昔からF1を観ていて、こんなところを走るんだ、すごいなって、ずっと思っていたサーキットですから」関連:【動画】 F2 第2戦 バルセロナ:福住仁嶺と牧野任祐が接触リタイア
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