F2のタイトル候補であるカラム・アイロットは、F1シートを獲得することはできず、2021年にF1デビューを果たすことはないことを発表した。フェラーリのジュニアドライバーであるカラム・アイロットは、今週末バーレーンで開催されるFIA-F2最終戦にむけて同じフェラーリジュニアでランキングトップのミック・シューマッハに14ポイント差の2位につけている。
カラム・アイロットは、2021年にハースとアルファロメオのドライバー候補に挙げられていたが、アルファロメオとキミ・ライコネンとアントニオ・ジョビナッツィの続投を決定し、ハースはミック・シューマッハとニキータ・マゼピンを起用すると考えられている。悪天候によってキャンセルとなったニュルブルクリンクでのF1アイフェルGPのフリー走行1回目にハースからプラクティスデビューを果たす予定だったカラム・アイロットは、シーズン終了後にアブダビで行われる若手ドライバーテストにアルファロメオから参加することが発表されている。しかし、カラム・アイロットは、自分がF2でタイトルを獲得できるかどうかに関わらず、2021年にF1にステップアップすることはないと確認した。「2021年に僕がF1でレースをすることはないと伝えられたことを発表する時がきた」とカラム・アイロットはTwitterに書いた。「もちろん、僕はこれを数週間に知っていた。失望しているけど、もっと一生懸命に仕事をして、2022年にそれを確実に実現できるように必要なことをやっていくつもりだ」「いずれにしろ、僕には勝ちたいチャンピオンシップがある」だが、カラム・アイロットの来季については不透明となっている。今年始め、彼は財政上の理由から3年連続でF2を続ける可能性は引くと述べていた。また、カラム・アイロットが今年のF2でミック・シューマッハを倒してチャンピオンを獲得すれば、2021年にGF2に参戦することはできなくなる。今年、ユニ・ヴィルトゥオーシからF2に参戦するカラム・アイロットは、ここまで全ドライバーで最多となる5回のポールポジションを獲得し、3勝を挙げている。
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