ホンダF1の育成ドライバーである角田裕毅は、FIA-F2スペイン大会のレース2で4位入賞。8ポイントを加算して合計82ポイントとなり、ドライバーズランキング4位に浮上。F1スーパーライセンス取得の射程圏内に入った。5番グリッドからスタートした角田裕毅は、23周目にカラム・アイロット(ユニ・ヴィルトゥオーシ)を鮮やかに抜き去って4番で浮上。ポジションを守って、レース1に続いて4位入賞を果たした。
8ポイントを獲得して84ポイントを獲得した角田裕毅は、ランキング首位のカラム・アイロット(121ポイント)、2位のロバート・シュワルツマン(103ポイント)、3位のクリスチャン・ルンガー(87ポイント)に次ぐ4位に浮上。このままランキングを維持できれば、F1の必須条件となる40点のスーパーライセンスポイントを満たすことになる。角田裕毅は、レッドブルの育成ドライバーでもあり、アルファタウリ・ホンダF1のチーム代表フランツ・トストが、角田裕毅に言及。「遅かれ早かれアルファタウリに乗ることになるだろう」と語っている。「まずなにより、レッドブルとホンダが彼を支援しているのは、角田は非常に才能のあるドライバーだからだ」とフランツ・トストはコメント。「昨年、彼はF3でスキルを示した。今シーズン、彼はオーストリアでリードしていたが、無線コミュニケーションの問題によって2位でフィニッシュしている」「だが、先週、裕毅はレースに勝った。彼は常に成績を改善し、経験を積んでいる」「遅かれ早かれ、彼はアルファタウリのマシンに乗ることになると思っている」