7月5日(日)、FIA-F2裕毅権のレース2が行われた。Carlinの角田裕毅は9列目18番手からスタート。好スタートを決めた角田は1周目にポジションを14番手に上げる。2周目、ほかのマシンのアクシデントによりセーフティカーが導入。その後8周目、15周目にもセーフティカーが導入される波乱の展開となった。3回目のセーフティカー走行が解除された17周目、角田裕毅は前のマシンをパスしようとした際に接触し、ポジションを14番手に落とす。
すぐさま13番手に上がり、レース終盤に向けて追い上げを開始。26周目とファイナルラップに前のマシンをオーバーテイクして11番手までばん回し、チェッカーフラッグを受けた。角田裕毅(11位)「レース1での反省と改善点を活かして、スタートはうまくできました。その後、1周目はブレーキングを慎重にして、攻める部分は攻めてポジションを大きく上げることができました。前半からレースペースはよかったと思いますが、周りとあまり変わらない状況でした。中盤過ぎて自分のペースがほかよりよくなったときに、抜きにいって接触しポジションを落としてしまったことが残念です。結果的に判断が遅れてそうなってしまったので、それが今日の一番の反省点です。終盤にはオーバーテイクしてポジションをばん回できたので、タイヤマネージメントも含め手応えを感じることはできました。次戦も同じサーキットですから、今回の反省を踏まえていい結果を出したいし、この経験をもとにドライビングのレベルを上げていけると思います」