ファン・マヌセル・コレアが自身のInstagramアカウントでビデオメッセージを公開。事故後初めて肉声でメッセージを届けた。ファン・マヌエル・コレアは、8月31日(土)にスパ・フランコルシャンで開催されたFIA-F2のレース1でアントワーニ・ユベールが命を落とした多重クラッシュに巻き込まれ、現地の病院で足の骨折と軽度の脊椎損傷の手術を受けた。
だが、ロンドンの専門病院に搬送され他、急性呼吸不全を患って人工的に昏睡状態に置かれていた。肺の状態によってこれまでそれ以外の負傷箇所を治療することができておらず、医師からは右足の切断を勧められたが、本人の意思で切断を回避する方法で治療を進めていくことを決断し、9月29(日)に17時間に及ぶ手術を受けていた。「あの事故から約5週間が経った。本当に大変だった」とファン・マヌセル・コレアはコメント。「これまでに公に話すことができていなかったけど、ユベール家の方々に心からのお悔やみを申し上げたい。こんな結果になってしまって本当に残念だ」「回復までの道のりが長いし、100%昔の状態に戻れるかどうかもわからないけど、今生きていることに感謝している」「来週の月曜日にはロンドンでの手術を受ける。その後は1年近くにも続く治療をスタートさせる予定だ。11月上旬にはマイアミで兄弟に会う予定だ。今の僕は、全く足を動かせない状態だ。どうなるかはわからないけど、僕はポジティブだ」