2026年のF1世界選手権は、4年間続いたグラウンドエフェクト規則が終了し、完全に新しい技術レギュレーションへ移行する節目の年となる。パワーユニットも大きく刷新され、キャデラックの新規参戦とザウバーのアウディ化により、全11チームが新時代のマシン開発に挑む。冬季テストは1月26日から30日までスペイン・バルセロナのカタルーニャ・サーキットで行われ、その後2月11日から13日、18日から20日にかけてバーレーン・インターナショナル・サーキットで実施される。
これらのテストを前に、各チームは新車または新リバリーを披露するチームプレゼンテーションを順次開催する。1月15日 レッドブル・レーシング/レーシングブルズレッドブル・レーシングとレーシングブルズは、2026年シーズンに向けたチームプレゼンテーションを、アメリカ・ミシガン州デトロイトで合同開催する。レッドブル・レーシングではマックス・フェルスタッペンとアイザック・ハジャーが新リバリーを披露し、姉妹チームであるレーシングブルズではリアム・ローソンとアービッド・リンドブラッドが2026年のカラーリングを公開する予定だ。この発表の舞台にデトロイトが選ばれたのは偶然ではない。デトロイトはフォードの本拠地であり、レッドブル・パワートレインズがフォードと共同開発を進めている2026年用F1パワーユニットプロジェクトの正式発表も、このイベント内で行われる。1月20日 ホンダホンダは、2026年F1シーズンに向けたパワーユニットを、1月20日に東京で開催される特別イベントで発表する。この発表は、アストンマーティンとのパートナーシップによるF1正式復帰を前に行われる。2026年から導入される新たなパワーユニット規則の下で、ホンダはエンジンサプライヤーとしてF1に復帰する。ホンダは2021年末をもってレッドブルとの提携から正式に撤退していたが、その後は方針を事実上修正し、2025年シーズン終了までレッドブル・パワートレインズに対して技術支援を継続してきた。ただし、この期間においても日本の自動車メーカーとしてF1に正式参戦する立場ではなかった。新パワーユニットの発表は、2026年1月20日13時(現地時間)に東京で行われる。イベントには、ホンダ代表執行役社長の三部敏宏、F1のCEOであるステファノ・ドメニカリ、そしてアストンマーティンのエグゼクティブチェアマンであるローレンス・ストロールが登壇する予定となっている。1月20日 アウディアウディは2026年からF1に新規参戦するメーカーだが、チームの母体は30年以上F1を戦ってきたザウバーである。一方で、F1用パワーユニットを自社開発するのは初の試みとなる。そうした大きな挑戦の第一歩として、アウディは1月20日にドイツ・ベルリンで公式チームプレゼンテーションを開催する。この場では、ニコ・ヒュルケンベルグとガブリエル・ボルトレトがドライブする2026年マシンの新リバリーが初披露される予定となっている。1月22日 メルセデスメルセデスは1月22日に、2026年型マシン「W17」のレンダリング画像をオンラインで公開する。この段階では実車は披露されず、あくまでデザインイメージのみの公開となる。実際のマシン発表は2月2日に予定されているシーズンローンチイベントで行われ、ジョージ・ラッセル、アンドレア・キミ・アントネッリ、そしてチーム代表トト・ヴォルフが登壇する。このイベントはオンラインで配信される予定だ。1月23日 ハースF1チームハースF1チームは、スペイン・バルセロナでの最初の冬季テスト開始を目前に控えた1月23日、オンライン形式で2026年シーズンの新リバリーを発表する。2026年はトヨタとの協力関係がさらに強化されることから、新しいカラーリングにはトヨタの存在感がより強く反映されると見られている。一方で、エステバン・オコンとオリバー・ベアマンがドライブする新車そのものの公開時期については、現時点では明らかにされていない。1月23日 フェラーリフェラーリは1月23日、イタリア・マラネロで2026年型F1マシンを正式に発表する。発表後は、フェラーリの専用テストコースであるフィオラノ・サーキットで、恒例のシェイクダウン走行が行われる予定だ。ルイス・ハミルトンとシャルル・ルクレールがドライブする新車の名称については、チーム代表フレデリック・バスールが「それはローンチの一部であり、当日まで明かさない」と語っており、発表当日まで伏せられる。1月23日 アルピーヌアルピーヌも1月23日に2026年シーズン用リバリーを発表する。ただし、発表の具体的な場所や形式については現時点で明らかにされていない。また、2026年からメルセデス製パワーユニットを初めて搭載する新車については、この時点では公開されず、実車発表は後日あらためて行われる予定となっている。2月3日 ウィリアムズウィリアムズは、2026年型F1マシン「FW48」のリバリーを2月3日に公開する。この発表は、バルセロナで行われる最初の冬季テスト終了後、バーレーンテスト前に行われる形となる。なお、ウィリアムズはバルセロナテストではファン投票によって選ばれた特別カラーリングを使用することが決まっており、本番リバリーはこの日が初公開となる。2月8日 キャデラック2026年からF1に参戦するキャデラックF1チームは、他チームとは一線を画す方法でリバリー発表を行う。キャデラックは、アメリカ・カリフォルニア州サンタクララで開催されるNFLスーパーボウルのテレビCM枠を購入し、その中で2026年リバリーを世界初公開する。セルジオ・ペレスとバルテリ・ボッタスという経験豊富なドライバーラインアップを擁する新チームにとって、極めて象徴的なデビュー演出となる。2月9日 アストンマーティンアストンマーティンは2月9日、2026年型F1マシン「AMR26」を正式に発表する。発表場所は現時点では明らかにされていないが、フェルナンド・アロンソとランス・ストロールが新車のアンベールを行う予定だ。このAMR26は、ホンダ製パワーユニットを搭載する最初のアストンマーティンF1マシンとなり、チームにとって新たな時代の象徴的存在となる。2026年F1 チームプレゼンテーション日程■ 1月15日・レッドブル・レーシング 発表内容:リバリー 場所:アメリカ・デトロイト■ 1月15日・レーシングブルズ 発表内容:リバリー 場所:アメリカ・デトロイト■ 1月20日・ホンダ 発表内容:パワーユニット 場所:日本・東京■ 1月20日・アウディ 発表内容:リバリー 場所:ドイツ・ベルリン■ 1月22日・メルセデス 発表内容:レンダリング公開 場所:オンライン■ 1月23日・ハースF1チーム 発表内容:リバリー 場所:オンライン■ 1月23日・フ...