2019年のF1世界選手権 第9戦 F1オーストリアGPでは複数のドライバーがパワーユニット交換によるペナルティを科せられた。グランプリ初日にはトロ・ロッソ・ホンダのアレクサンダー・アルボンがホンダの“スペック3”エンジンを投入し、エナジーストアとコントロールエレクトロニクスを除く4つのエレメントを交換した。
また、マクラーレンのカルロス・サインツが6つのパワーユニットコンポーネントの全てを交換。メルセデスのバルテリ・ボッタスがMGU-Kを交換した。 アレクサンダー・アルボンはグランプリ2日目にも内燃機関、ターボチャージャー、MGU-H、MGU-Kを新品に交換し、内燃機関は5基目に達している。ルノーのニコ・ヒュルケンベルグも内燃機関を5基目にした。 この結果、カルロス・サインツ、アレクサンダー・アルボン、ニコ・ヒュルケンベルグはグリッド降格のペナルティを科された。ドライバーは、1シーズンにつき、内燃エンジン、MGU-H、ターボチャジャーを3基まで、MGU-K、コントロールエレクトロニクス、エネルギーストアを2基までペナルティなしで交換できる。チームドライバーICETCMGU-HMGU-KESCEメルセデスルイス・ハミルトン222111バルテリ・ボッタス222211フェラーリセバスチャン・ベッテル222112シャルル・ルクレール222112レッドブルマックス・フェルスタッペン333222ピエール・ガスリー333222ルノーダニエル・リカルド333222ニコ・ヒュルケンベルグ544323ハースロマン・グロージャン222122ケビン・マグヌッセン222123マクラーレンカルロス・サインツ444332ランド・ノリス222222レーシングポイントセルジオ・ペレス222111ランス・ストロール333211アルファロメオキミ・ライコネン222122アントニオ・ジョビナッツィ222123トロ・ロッソダニール・クビアト444333アレクサンダー・アルボン322222ウィリアムズジョージ・ラッセル222133ロバート・クビサ222111ICE … 内燃機関(エンジン)TC … ターボチャージャーMGU-H … 運動エネルギー回生システムMGU-K … 熱エネルギー回生システムES … エネルギー貯蔵装置(バッテリー)CE … コントロールエレクトロニクス
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