FIAのF1レースディレクターを務めるチャーリー・ホワイティングは、6月19日のF1ヨーロッパGPを控え、バクー・シティ・サーキットを改めて査察した。アゼルバイジャンでF1が初開催されるまで残り数日。カナダGPと2連戦となるため、F1チームはモントロオールからバクーへと直接移動する。チャーリー・ホワイティングは、新しいインフラと施設の最終査察を実施した。
「前回に訪問して以降になされた膨大な仕事量は非常に励みになった」とチャーリー・ホワイティングは述べた。「サーキットの完成具合は嬉しい驚きだ。我々はトラックのあらゆるものを調べるために4〜5時間くらいを費やした」バクー・シティー・サーキットは、大半の作業が完了しているが、現在もピットとパドックビルディングでの器材設置作業は続行している。「全体的にここまで造られたサーキットの水準は本当に素晴らしいと言わなければならない。個人的に一週間後にここでレースをすることにかなり興奮している」ヘルマン・ティルケが設計した全長6.006kmで20個のコーナーを持つバクー・シティ・サーキットは、ベルギーのスパ・フランコルシャンに次いで2番目に長いコースとなる。関連:【動画】 バクー・シティ・サーキット:オンボード映像