2016年にアゼルバイジャンでF1レース開催の準備を進めている主催者は、現在、FIAによるサーキットの承認を待っている。アゼルバイジャンでのレースは、F1ヨーロッパGPとして首都バクーで2016年の7月15日〜17日の日程で開催される予定となっている。ヘルメン・ティルケがデザインしたサーキットは、全長6.05km、20のコーナーを備えており、一部セクションは、都市の古い地域を取り囲んでいる。
トラックの進捗に関して、バクー・グランプリのアザド・ラヒモフCEOは「いくつかマイナーな変更が議論されており、それらはまだ確定していない」とコメント。「我々は容易にそれらを取り付け、取り外せるように、レースに必要な構造の数を減らそうとしている」「レイアウトに関しては同意されている。デザインは完全だ」「我々はそれをFIAに承認依頼を送ったが、まだ戻ってきていない。まだ通過していない」「だが、OKが出ると確信している。いくつかのコーナーに調整が微調整があるが、全体的なレイアウトには影響を及ぼさないものだ」一方、アザド・ラヒモフは、グランプリのマーシャルに関して多くの連盟と議論が進行中であることを明らかにした。バクーのレースチーフは、今年序盤のモナコでストリートレースがどのように運営され、整理されているかを視察しており、さらに学習を深めるために9月のシンガポールGPにも出席を予定している。「現時点で我々は、マーシャルのトレーニングに関して理解するためにいくつかのことなる連盟と話し合いを行っている」「現在進行中であり、今後1〜2ヶ月以内に決定するだろう」「最初の連盟が1〜2年に我々を助けてくれるのは確かだ」「年末までには力強いオフィシャルチームと独自のマーシャルを有していることを願っている」