今週末のF1カナダGPに続き、F1ヨーロッパGPでも2つのDRSゾーンが設置されることになった。F1ヨーロッパGPの主催者であるバルモア・スポーツのホルヘ・マルチネス・アスパーは、6月後半のレースでDRSゾーンが2箇所に設置されることを発表。バレンシア市街地コースは、これまでそれほど劇的なレース展開は生まれていなかったが、DRSによって変わってくるだろうとアスパーは El Mundo に語った。
「素晴らしいショーになることを期待している」F1ヨーロッパGPの主催者は、80,000人の観客を動員して財政的に五分五分となることを狙い、2011年のチケット価格を12%下げている。「我々には2019年までの5年間のオプション付きの契約が2014年まである。最終期限に達成できると思っている」とホルヘ・マルチネス・アスパーは述べ、増大したF1カレンダーを減らすためにスペインで開催されるF1グランプリが1つになるかもしれないとの噂を否定した。スペイン・モータースポーツ連盟の理事長を務めるカルロス・グラシアは、日程面でバルセロナとバレンシアとの間隔を広げることで、状況を改善できると述べた。「スペインでの2つのレース契約は有効だし、現時点では支払いもなされ、彼らが契約を遂行したいと考えていることはわかっている」「間隔がかなり近いので、日程を変更する必要はあるかもしれない。だが、スペインで2つのグランプリはうまく共存できている」関連:DRS (Drag Reduction System)とは
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