エステバン・オコンは、自身のハースでの将来を巡る憶測について「何を言われても気にしない」と一蹴し、チームへの信頼は揺るいでいないと強調した。ここ数戦の苦戦を認めつつも、現在はチームとともにパフォーマンス向上に全力を注いでいると語り、噂に振り回されるつもりはない姿勢を示した。
将来への憶測を一蹴「チームと小松代表を信頼している」オコンのハースでの将来を巡っては、カナダGP前後から様々な憶測が飛び交っている。発端となったのは一部メディア報道の誤解で、小松礼雄代表との不和説にまで発展したが、両者はこれを強く否定していた。さらに最近では、ラファエル・カマラや角田裕毅が将来的なハースのシート候補として名前を挙げられるなど、新たな憶測も浮上している。しかし、オーストリアGPを前に改めて将来について問われたオコンは、チームとの関係に何ら問題はないと強調した。「チームから信頼されているし、小松代表からも信頼を得ている。カナダでもこうした話題については十分に話した」「僕たちはチームと一緒に、自分たちでコントロールできる部分を改善することに集中している。だから僕自身は落ち着いているし、やるべきことに集中している」そして、噂については率直な言葉で切り捨てた。「正直なところ、人が何を言おうと勝手だ。そんなことはあまり気にしていない」「僕はチームのみんなのために良い仕事をしたいだけなんだ」苦戦が続くハースの巻き返しに期待オコンは、ここ数戦はチーム全体にとって厳しい戦いが続いていることも認めた。「ここ3~4戦はチーム全体にとって本当に厳しかった。ポイントはいくらか獲得できたけれど、十分ではないし、僕たちが望んでいる結果でもない」「本来の力を取り戻さなければならないし、それだけの実力はあると思っている」「もちろん、みんな本当に懸命に仕事をしている。でも、その努力が結果として表れるのはこれからだ」オコンとチームメイトのオリー・ベアマンは、ヨーロッパラウンド初戦となるオーストリアGPで、ハースが競争力を取り戻し、流れを変えるきっかけをつかむことを期待している。ハースは直近数戦で思うような結果を残せていないものの、オコンは将来に対する不安を否定し、チームへの信頼と巻き返しへの自信を改めて示した。現時点でシート喪失を裏付ける事実はなく、まずは苦戦からの立て直しがチームにとって最優先課題となっている。