アルピーヌF1チームのエステバン・オコンは、3日間のプレシーズンテストを終えて、2023年F1マシン『A523』の有能な方向性が定まったと語る。リアサスペンションをプルロッドからプッシュロッドに変更するなど、マシンコンセプトを大幅に変更されたアルピーヌF1チームは、主に昨年マシンを進化させた他チームとは異なり、検証することが多かった。
エステバン・オコンは、テスト最終日の午後と夕方のスティントでの走行を担当し、76周を走行して14番手タイムでテストを終えた。「ここバーレーンでA523をテストして、新シーズンをしっかりとキックオフできてよかった」とエステバン・オコンはコメント。「この3日間で学ぶべきことがたくさんあったし、さまざまなエリアをカバーするために良い仕事ができたと思う」「さまざまなセットアップアイテムやタイヤチョイスを試し、操作面でも何がうまく機能するのか、いい感触を得ることができた」「これで有能な方向性が定まったので、今後数日間、データを見ながら全員でディブリーフィングを行い、今年最初のレースウイークエンドに可能な限りの準備を整えていきたい」
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