エステバン・オコンのルノーF1チームへの移籍はまだ確定したわけではないと RMC Sport が報じている。今週、Auto Bild は、エステバン・オコンがメルセデスとの育成契約を解消し、ルノーF1チームと2年契約で合意に至ったと報じた。しかし、RMC Sport は、ルノーはまずこれまで貢献してくれたニコ・ヒュルケンベルグのF1シートを確保したいと考えていると報じている。
「ルノーは理想的にはまずニコ・ヒュルケンベルグがF1のシートを確保できるようにしたいと考えている。我々が得た情報によれば、昨年同様にオコンとルノーの間で交渉が行われているが、まだ何もサインされてはいない」「もし契約が結ばれるとしても、今週末までにそれが実現することはないだろう」噂では、ニコ・ヒュルケンベルグは、ロマン・グロージャンの後任として2020年にはハースF1チームへ移籍するとも言われている。エステバン・オコンのルノー移籍が報じられてる一方で、メルセデスは2020年もバルテリ・ボッタスをルイス・ハミルトンのチームメートとして続投させる方向で固まったと伝えられている。メルセデスがバルテリ・ボッタス続投を決めた背景にはいくつかの理由が考えられるが、そのひとつはルイス・ハミルトンが来季もボッタスを希望を示したされているメルセデスのF1チーム代表を務めるトト・ヴォルフは「この決定はチームの利益に基づいてのみ下される」とトト・ヴォルフは La Gazzetta dello Sport にコメント。「だが、ルイスは長い間我々と一緒にいる。そうだね、私は彼に我々の狭いリストを提出して、意見を求めた。彼はどちらも彼のチームメイトに値すると我々とまったく同じように考えている」また、トト・ヴォルフはこのタイミングでバルテリ・ボッタスに今季限りでクビだと伝えば、2019年シーズン後半のタイトル争いがかなり複雑なものになることも懸念したと認める。「確かにそのことは我々も考慮に入れている。だが、それがメインではない」メルセデスでは来週末のF1ベルギーGPで2020年のドライバーラインアップを発表するともいわれているが、トト・ヴォルフは「私はこの件についてメディアに多くのことを語りすぎてしまった。だから、具体的な日程を明らかにしたいとは思っていない。2~3週間のうちには決定されるだろうと言っておく」その一方で、エステバン・オコンは2020年のF1復帰を強く示唆している。最近、Instagramのプロフィールを「メルセデステストドライバー」から「F1ドライバー」に更新しているエステバン・オコンは「僕は来年に向けて懸命に取り組んでいる。復帰を果たしたときにはこれまで以上に完成されたドライバーになっているはずだ」とエステバン・オコンはF1公式サイトに語っている。
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