エステバン・オコンは、2020年にF1グリッドに復帰することに自信をみせている。昨年までフォースインディアからF1に参戦していたエステバン・オコンだが、カナダの大富豪ローレンス・ストロールのチーム買収に続き、息子のローレンス・ストロールがチームに加入したこともあり、2019年のF1シートを獲得することができなかった。
今年、エステバン・オコンは、メルセデスのリザーブ兼開発ドライバーを務め、今週、ブラックリーのメルセデスの本拠地で作業をスタートさせている。エステバン・オコンは、昨年、メルセデスから予選を改善するように求められていたと語る。2017年は経験豊富なセルジオ・ペレスに7対13と負け越したエステバン・オコンだったが、2018年は16対5と勝ち越して見せた。エステバン・オコンは、メルセデスからの要求を満たすことができたことで自信を深めており、2020年にF1に復帰できると考えていると語る。「僕の目標はチャンピオンになることだし、将来がどのように進化していくか見てみるつもりだけど、メルセデスは彼らのドライバーが予選でパフォーマンスを発揮することを望んでいたと思う」とエステバン・オコンはコメント。「どんなレースでも前でスタートすることが重要だ。このような空力では追い抜くのがとても難しいからね。大きな助けになるし、自分の改善にはかなり満足している」「最も改善したのは予選だと思うし、週末の組み立て方だと思う。そこが最も強い部分だったと思うし、何度も予選で6番手、7番手、8番手に入った。それは良いことだし、それにはかなり満足している」2019年にメルセデスのリザーブドライバーを務めるエステバン・オコンだが、2020年にF1グリッドに復帰するために自分にその価値があることをメルセデスに納得させる必要があると考えている。「予選でどれくらい改善したかについては少ないよりも多いにこしたことはない。レースペースはF1でレースをした最初から堅実な基盤があったけど、F1ではクルマに見合った位置でスタートできなければ、レースで挽回するのは難しいことを学んだ」「チームメイトと比較することもできる。僕はかなり経験を積んでいると思う。彼(セルジオ・ペレス)も長年にわたって改善しているけど、ルーキーほどではないと思う。彼と比較して、僕は去年よりもずっと強かったと思う」