メルセデスの契約ドライバーであるエルテバン・オコンは、フォース・インディアでの2年目となる2018年のF1世界選手権で自分の実力をメルセデスに“実証”する必要があると考えている。2016年シーズン途中にマノーでF1デビューを果たしたエルテバン・オコンは、2017年にメルセデスのカスタマーチームであるフォース・インディアに移籍し、初のF1フルシーズンで印象的なパフォーマンスを披露した。
ルイス・ハミルトンは、メルセデスとの2019年以降の契約延長にサインすると考えられているが、1年契約のバルテリ・ボッタスがチームに残れるかどうかは定かではない。メルセデスにはリザーブドライバーのパスカル・ウェーレインとジョージ・ラッセルという育成ドライバーもおり、エステバン・オコンは今シーズンに自分の実力をメルセデスに実証する必要があると認識している「僕のキャリアで最も重要な一年だと思っている」とエステバン・オコンは Autosport にコメント。「去年は多くのことを学んだし、誰もが今年僕が実力を示すのを待っている。それはかなり普通のことだ。僕のボスもそう見ている」「僕のキャリアはメルセデスによって管理されているし、僕のボスは今年いくつかの目標を僕に課している。僕はそれらを尊重しなければならない」エステバン・オコンは、冬の間に“去年自分がよくなかったと思っている部分を修正する”ことを含めて準備を進めてきたと語る。「個人的な発展に関することだ。フィジカル的な強さや弱点だと感じていたことだ。もうその全ては修正できている。シーズン開幕にむけてより準備が整っていると感じている」エステバン・オコンは、2018年にフォース・インディアでセルジオ・ペレスとの2シーズン目を迎える。メルセデスのチーム代表トト・ヴォルフは、エステバン・オコンがセルジオ・ペレスを上回ることを期待しており、オコンはそれを達成するために改善すべきメインエリアとして予選を位置づけている。「一年を通してレースでは速かったと感じているけど、予選ペースが少し足りなかった。シーズン序盤は特にね」とエステバン・オコンはコメント。「終盤にはそれもなくなっていたし、予選でより強くなっていると感じていた。よりノーマルなことになっていたし、もっと力を発揮できる部分だと思う」エステバン・オコンは、201年はセルジオ・ペレスを倒すだけでなく、表彰台を目指していると語る。「これまでよりも多くのチャンスがあると思う。フォース・インディアは毎年表彰台を獲得してきたし、実現できなかったのは去年だけだ。でも、去年の僕たちは前年よりも競争力があったと思う」「僕たちには表彰台を獲得するチャンスがあると思っているし、それを目指していく」