フォース・インディアは、2018年シーズン後にエステバン・オコンを失うかもしれないことを認める。メルセデスのドライバープログラムの一員であるエステバン・オコンは、フォース・インディアにローン移籍のカタチで所属。2018年もフォース・インディアで走ることが決まっている。
メルセデスのバルテリ・ボッタスは、今シーズン後半にスランプに陥っており、2019年にバルテリ・ボッタスの交代を検討する可能性が報じられている。メルセデスが来年末にエステバン・オコンを求めた場合にどうなるかと質問されたフォース・インディアのCOOを務めるオトマー・サフナウアーは「エステバンをリリースすることになるだろう。彼はメルセデスドライバーだ」と Auto Motor und Sport にコメント。「メルセデスは彼のキャリアに資金を提供しているので、彼らはその権利がある。我々は世界選手権のトップチームで彼がレースをするチャンスを妨げたくはない」フォース・インディアは、現行ラインナップに満足しているが、エステバン・オコンの移籍の可能性に備えて、2018年にはレギュラードライバーに加えてサードドライバーを抱えることを計画している。そして、噂ではトロ・ロッソを解雇されたダニール・クビアトが、そのフォース・インディアのリザーブドライバー候補だとされている。「我々はヒュルケンベルグ、ディ・レスタ、リウッツィで成功を収めている」とオトマー・サフナウアーはコメント。「1年間のテストイヤーの後、彼ら全員がレギュラードライバーになっている」エステバン・オコンは、昨年のF1ベルギーGPでリオ・ハリアントに代わってマノーでF1デビューしてから全戦で完走を続けており、F1デビューからの連続完走記録を更新し続けている。また、F1メキシコGPを5位でフィニッシュしたことで、F1での連続完走記録でもセバスチャン・ベッテル、ニコ・ロズベルグに並んで7位となった。今年、モナコGP以外の全戦でポイントフィニッシュしているエステバン・オコンは、ドライバーズ選手権で7位のセルジオ・ペレスかあら9ポイント差の8位につけている。