フォース・インディアのエステバン・オコンは、チームメイトのセルジオ・ペレスのファンからSNSで殺害予告を受けていたことを明らかにした。セルジオ・ペレスとエステバン・オコンは、アゼルバイジャンとベルギーでの同士討ちを含め、シーズン中盤に複数の接触事故を起こしており、お互いにレースをすることを禁じられている。
エステバン・オコンは、SNSで殺害予告を受けていたことを明かし、セルジオ・ペレスの母国メキシコのファンからポジティブな歓迎を受けたことは嬉しい驚きだったと述べた。「Twitterで受け取ったいろいろなメッセージを考えれば、今週は厳しい歓迎を予想していた。クレイジーなメッセージだったし、殺害予告もあった」とエステバン・オコンはコメント。「でも、実際は最初からとても温かい歓迎を受けた。続くかどうか見てみよう。僕はそう願っている」エステバン・オコンは、そのようなメッセージを“多く”受け取っており、6月のバクーでのセルジオ・ペレスとの接触事故以降、それは続いていると述べた。「昨日も一件あったと思う。でも、Twitter以外の現実世界ではみんなが僕のことをとても歓迎してくれるし、彼らはチェコ(ペレス)だけでなく、チームを応援してくれている」メッセージを受け取ったことで精神的に不安定になったかと質問されたエステバン・オコンは「そのようなものを受け取るのは決して嬉しいことではないけど、今はまったく問題ないし、このままでいることを願って言える」脅迫を深刻に受け止めたかと質問されたエステバン・オコンは「ソーシャルメディアでのメッセージだった。真剣に捉えていいのかどうかはわからない」とコメント。エステバン・オコンは、自分とセルジオ・ペレスは、メキシコでもまだお互いレースをすることを禁止されるかどうかは伝えられていないが、フォース・インディアがコンストラクターズ選手権4位を確定させるまでポリシーの変更はないだろうと述べた。「ウィリアムズが僕たちを抜くことが数字的に不可能になって、完全に確定すれば、再びレースをしていくと思う。でも、今週末にそうなるかどうかはわからない」現在、フォース・インディアはウィリアムズに91ポイント差をつけておるが、まだ残り3戦で数字的には129ポイントが残っている。セルジオ・ペレスは、過去2戦で6位入賞果たしており、7位のセルジオ・ペレスから13ポイント差の8位につけている。関連:エステバン・オコン、殺害予告でセキュリティを強化 / F1メキシコGP