バーニー・エクレストンは、リバティメディアによるF1買収が完了した後も少なくとも3年間はF1に留まってほしと慰留されたことを明かした。リバティメディアは、CVCキャピタルの保有するF1株式を8800億円で買収すると報じられ取り、契約の第一段階が来週にも実行されるとみられている。
Reuters は、F1の取締役会が13日(火)に予定されており、そこでルパート・マードックが代表を務める『21世紀フォックス』の副会長チェイス・キャリーがF1の会長として紹介される予定だと報じている。それでも、F1の現CEOを務めるバーニー・エクレストンは、新たなオーナーたちが到着した後もF1に留まることになりそうだ。 「彼らは私に3年間ここに残ってほしいと言っている」とバーニー・エクレストはコメント。また、バーニー・エクレストンは、契約成立を見届けるために来週末のF1シンガポールGPには出席しないことを明らかにした。 「こういう状況だからね。CVCは私にロンドンにいてほしいと言っている。あれこれ手を貸してほしいようだ。5〜6日も留守にするわけにはいかない」 リバティメディアによる買収計画が報じられて以来、アメリカメディアの巨人がF1にもたらすかもしれない変化について盛んな議論が交わされている。バーニー・エクレストンは、F1の現オーナーがこれまでおろそかにしてきた多くの面を、今後はチェイス・キャリーが管理することになるだろうと語る。「ケアリーは、このソーシャルメディアというものに関して私がやってこなかったことを多く実行することができる。彼はそうしたものになじみがあるようだ。スポンサーシップについてはテレビ関係の人々と取り扱ってきている。我々は手を携えてこの件に取り組めるだろう」関連:リバティメディア、F1買収を正式発表
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