バーニー・エクレストンは、スコーピオン・レーシングがHRTを引き継いでF1参戦する可能性を一蹴した。29日(火)、アメリカとカナダの投資家とされるグループが、元HRTの資産を利用して2013年にF1に参戦しようとしていると報じられた。スコーピオン・レーシングは、HRTが拠点としていたスペイン・マドリッドではなく、イギリス・シルバーストンを本拠地にすることを目論んでいるという。
しかし、昨シーズン末にHRTが消滅した時点でチームのF1参戦権は事実上失効しており、理論的には今年も出走できる2012年マシン以外、資産はほとんどないと見られる。バーニー・エクレストンは、スコーピオン・レーシングとの接触はあるが、プロジェクトが成功する可能性は低いと述べた。「彼らと話している。FIAに連絡して参戦を求めるようアドバイスした」とバーニー・エクレストンはコメント。「彼らはHRTの資産をすべて買い取り、その後会社を立ち上げて、参戦したいと考えている。しかし、個人的に実現するとは思わない。少し遅すぎる。来年なら可能かもしれない」関連:スコーピオン・レーシング、HRTの買収を検討
全文を読む