バーニー・エクレストンは、ミハエル・シューマッハはF1に復帰すべきではなかったと考えている。ミハエル・シューマッハは、2010年にメルセデスで3年ぶりにF1復帰。ロス・ブラウンと再びタッグを組んだ。ミハエル・シューマッハには多くの期待が寄せられたが、3シーズン全てでチームメイトのニコ・ロズベルグに敗北を喫した。
そして、ルイス・ハミルトンが2013年にメルセデスに移籍するとのニュースの後、ミハエル・シューマッハは、F1引退することを発表した。メルセデスでの3年間のシーズンで、ミハエル・シューマッハは唯一の表彰台となった今年のF1ヨーロッパGPでの3位表彰台がベストリザルトだった。バーニー・エクレストンは、メルセデスが競争力のクルマを作れなかったことが要因であるかもしれないが、ミハエル・シューマッハのF1復帰は軽率だったと感じている。「後から考えてみれば、シューマッハはスタートするべきではなかった」とバーニー・エクレストンはコメント。「彼がレッドブルにいたらどうなっていただろう? フェラーリだったら? 彼はメルセデスに行ったとき、チームがもっとうまくやれると思っていたと思う」ルイス・ハミルトンが加入したことで、ミハエル・シューマッハの2013年のメルセデスのシートはなくなったが、他チームでシートを獲得するチャンスもあった。だが、バーニー・エクレストンは、例えルイス・ハミルトンが移籍してこなかったとしても、ミハエル・シューマッハは引退しただろうと考えている。「いずれにせよ、シューマッハは引退していたと思う。ハミルトンにはいくつかの選択肢があった。留まるか、メルセデスよりもずっと悪いチームにいくか、メルセデスに行くかだ」