F1オランダGPの予選でトップ10入りしたドライバーのコメント。2024年のF1世界選手権 第15戦 オランダGPの予選が8月24日(土)に行われた。ランド・ノリス(マクラーレン)が今季3回目となるポールポジションを獲得。マックス・フェルスタッペン(レッドブル)に0.356秒差をつけた。8番手だったアレクサンダー・アルボン(ウィリアムズ)は予選後の車検で車両規定違反が発覚し、予選結果から失格となり最後尾グリッドからスタートする。
1番手:ランド・ノリス(マクラーレン)「素晴らしい土曜日だった。シーズン後半戦をポールポジションからスタートできるのは嬉しい。予選はかなりスムーズに進み、特に最後の周回は良かった。今日のコンディションは少し難しかったが、周回を重ねるごとに、どこまでプッシュできるか、限界がどこにあるかを再評価する必要があった。今日はとても快適に感じたし、マシンも強かった。チームもこれまで素晴らしい仕事をしてくれたので、彼らのハードワークに感謝している。明日はマックスのホームレースなので、きっと良い戦いを見せてくれるだろう。僕も楽しみにしているし、チームと準備するために一晩中頑張るつもりだ」2番手:マックス・フェルスタッペン(レッドブル)「今日はポールポジション争いができる状態ではなかったが、僕たちは可能な限りベストなマシンで挑んだ。フロントローを獲得できてよかったが、思ったような接戦にはならなかった。明日はできるだけのことをやってみようと思う。コース上は風がとても強いので、特にマシンのバランス改善に取り組んでいる。明日のマシンの走りを見ながら、昨日のロングランの分析をしたい。また、タイヤのデグラデーションにも左右されそうなので、今夜どれだけの雨が降るかによって、明日どうするかを見極めたいと思う。ここまでのレースでは強さをみせることができているので、明日に向けてポジティブな気持ちだ。マクラーレンに勝てるほどのペースはなさそうだけど、このカテゴリーではなにが起こるか分からない。明日は母国のファンの皆さんの前でベストを尽くして戦う」3番手:オスカー・ピアストリ(マクラーレン)「ファイナルラップの前半はかなり良かったが、後半は自分の望むような走りができなかった。週末を通してマシンは非常に速かったので、フロントローに立てなかったのは少し残念だ。でも、僕の足元にはとても良いレースカーがある。ロングランでのペースは良さそうだし、ここ数週間はかなり速かったので、明日は良い一日を過ごし、良いスタートを切って、いくつか順位を上げたい」4番手:ジョージ・ラッセル(メルセデス)「今日は難しい予選セッションだった。Q1では本当に苦戦した。Q2ではマクラーレン勢に匹敵するペースがあった。Q3では少し後退し、最終的に4番手となった。おそらく、これが今日の僕たちの最大限だったと思う。タイヤを常に適切な状態に保つのは非常に難しかった。ルイスはQ1では素晴らしいペースを見せたが、Q2では苦戦した。コンディションも常に変化していたため、マシンを最大限に活かすためにすべてを調整するのは難しかった。そのスイートスポットを見つけるのは間違いなく容易ではなかった。上位との差は今日かなり大きかったが、明日はもっと良いレースができると思う。前を向いて、再び表彰台に上れるよう頑張るよ」5番手:セルジオ・ペレス(レッドブル)「全体的にうまくいっていたけど、予選Q1でルイス・ハミルトン(メルセデス)に妨害されたため残りのセッションに影響が出てしまい、予選Q3に1セットのニュータイヤしか残すことができなかった。起こってしまったことは仕方がないし、ペースはよかったので明日の決勝はいい走りができると期待している。フリー走行からマシンを改善できたことはよかったと思う。この週末は強風で特に難しいコンディションとなっているので、集めたデータから最大限のパフォーマンスを導き出すことが必要だ。5番手は手堅い結果で、決勝では十分に戦えるポジションだと思う。明日はスタートで順位を上げて、よい結果につなげられることを願っている」マックス・フェルスタッペンは2番グリッドから母国レース4連覇を目指す。6番手:シャルル・ルクレール(フェラーリ)「今日は厳しい戦いになることは分かっていたし、予選では6位を獲得して最大限の力を発揮した。でも、それでは満足できない。ライバルたちとのペースの差はかなりあるので、そのギャップを埋めるためにチーム一丸となって昼夜を問わず努力している。その努力はすぐに報われると確信している。明日は、このポジションをキープし、できるだけ多くのポイントを持ち帰ることが目標だ」7番手:フェルナンド・アロンソ(アストンマーティン)「今日の予選には満足している。Q3で2台のマシンが走ったことは、僕たちにとってポジティブな結果だ。コース上での風向きによっては、まるで宝くじを引くような気分になることもあった。特にターン9と10ではね。Q1とQ2ではあまり調子が良くなかったが、Q3では良いラップを走ることができた。今日はこれが最大限の成果だと思った。明日は晴れの天気になりそうなので、良いレースを展開し、速い車を何台か追い越せるよう懸命に戦う必要があるだろう」8番手:アレクサンダー・アルボン(ウィリアムズ)「8番手という結果にとても満足しているし、僕たちのアップグレードがこのポジション獲得に貢献してくれたことも嬉しい。 風が強く、突風もあった。 他のマシンから10秒遅れをとると、風向きがまったく変わってしまうようで、コンマ数秒の差が生まれてしまうので、まるで宝くじを引くような気分だった。ウエイトと空力アップグレードの両方で大きな一歩を踏み出せたし、完全なパッケージというわけでもないので、すぐにさらに改良が加えられるだろう。クルマは強力で、周回を重ねるごとに良くなっていった。このようなコンディションで今日このような結果を残せたこと、そしてアップグレードがうまく機能していることが確認できたことは素晴らしい。みんなハッピーになれる。アップデートの準備に尽力してくれたチームに感謝したい。明日も上位を狙えると思う。自信はある」9番手:ランス・ストロール(アストンマーティン)「Q2では本当に調子が良く、最初のセクターをパープルにして、そのセッションを4番手で終えた。しかし、Q3の1周のみのプッシュでは、そのタイムを再現することができなかった。全力でプッシュしたが、少し調子を崩してしまった。それでも、Q3に2台進出できたことはチームにとって良い結果だ。予選前に施した変更は...
全文を読む