2026年F1シーズンに向けたバルセロナ・シェイクダウンが、カタルーニャ・サーキットで行われた。新レギュレーション初年度という位置づけのなか、各チームは5日間のうち3日間を選択して走行を実施し、新車と新パワーユニットの信頼性確認、エネルギーマネジメントの検証、初期データの収集に取り組んだ。ウエットからドライまで変化するコンディションの中で、ドライバーとチーム代表、技術責任者たちは、それぞれの立場からシェイクダウンを総括している。
■ マクラーレンランド・ノリス「今日は学びの多い一日だったし、またクルマに戻れて本当に良かった。チーム全員のハードワークとサポートに感謝している。今年もマクラーレンをドライブできるのは嬉しいし、シェイクダウン期間中に初めてNo.1を走らせたことは、チーム全員にとって特別な瞬間だった。改善の余地や取り組むべき点も見えてきたし、バーレーンに向けてウォーキングに戻って何ができるか楽しみにしている。今週はシミュレーターでも、シミュレーターおよび開発ドライバーとともに、まだ学ぶべきことがたくさんある。これらのクルマは明らかに新しい考え方やドライビングを要求するし、取り組む時間が多いほど、シーズン開幕に向けた準備も整う。週の締めくくりとして良い走行ができたことに感謝したい。今は数日休み、来週初めにはまたすぐ作業に戻り、その後バーレーンで再びクルマに乗ることになる。次に走るのが待ちきれない」オスカー・ピアストリ「今日は最初の2日間よりもずっとスムーズだった。しっかりとした周回数を重ねることができ、リズムに乗れたのが良かった。クルマが本質的にどんなものなのかを感じ始めていて、レースウイークエンドを想定しながら、さまざまな仕様やセットアップを試して挙動を理解してきた。全体として、今週の優先事項は明確だった。クルマを理解し、改善することだ。特にパワーユニット面では、まだ学ぶべきことが多い。HPPとともに理解を深め、最大限のパフォーマンスを引き出そうとしている。僕とランドのフィードバックは有益なものになっている。シャシー面では、昨年と比べてダウンフォースが増している違いも確認でき、そのバランスに慣れることが重要な焦点だった。バーレーンに向けては、しっかり準備できていると感じている。ドライビングに関して大きな驚きはなく、すべてが想定通り機能することが最大のテーマだ。期待通りだった点、そうでなかった点、興味深かった点を振り返るつもりだ。全体としては、シーズンを始めるうえで前向きな一歩だった。クルマを準備し、このテストを実現してくれたチーム全員に感謝したい」■ メルセデスジョージ・ラッセル「今日もまずまずの一日だったし、全体としてバルセロナでのシェイクダウンはポジティブだった。クルマは運転していて良い感触だが、それ以上に重要なのは、多くの走行距離を重ねられ、大きな問題がなかったことだ。途中で起きた小さな問題についても解決できていて、まさにこうした走行の目的通りだ。クルマはしっかり機能しているが、大事なのは“ちゃんと走るか”ではなく、“どれだけ速く走れるか”だ。その点については、まだ何の指標もないので、相対的な序列が見えてくるのはバーレーンまで待つ必要がある。まだ本当に初期段階だが、ここで築いたこの最初の土台には満足していいと思う。僕たちのスポーツにとって、非常にエキサイティングな時期だ。おそらくこれまでで最も影響の大きいレギュレーション変更の1つになる。今日がカール・ベンツによる自動車発明140周年という節目の年で、メルセデスを代表して走れるのは光栄だ。これほど革新的なマシンのステアリングを握るのに、これ以上ふさわしい日はない。シーズンに向けた旅を続け、レースが始まるのを楽しみにしている」アンドレア・キミ・アントネッリ「全体として、僕たちにとって良いシェイクダウンだった。いくつか問題はあったが、走行に大きな支障をきたすほどではなかった。多くの周回を重ねることができ、今日は午前のセッションでさらに90周を走ることができた。W17について学び、データを集めるうえで、とても有益な走行距離だった。今日はC3タイヤに焦点を当てたが、パフォーマンスを狙うものではなく、あくまでロングランが中心だった。いくつか異なるセットアップを試しながら、クルマとパワーユニットがどう反応するのかを少しずつ理解できた。これから数日間、チームと一緒にバルセロナでの内容を整理する時間が取れるのを楽しみにしている。とはいえ、公式テストとなるバーレーンで再びクルマに乗るのが、すでに待ちきれない。そこでは、ここで得た理解を土台に、また良いスタートが切れるといい。カール・ベンツが自動車の特許を登録してから140周年という節目の年に、この新しいクルマを走らせる一員でいられるのは本当にクールなことだ。スリーポインテッド・スターを背負って戦うことを、僕たちは皆誇りに思っている。この新しいレギュレーションの下で、今後数か月、数年にわたってどんな革新を続けていけるのかを見るのが楽しみだ」■ レッドブルマックス・フェルスタッペン「最初の朝は、天候の影響もあってあまり周回できなかったけど、今日は良かった。たくさん走れたし、多くのことを学べた。まだ見直したい点や、もっと良くしたい部分はたくさんあるけど、それは当然だと思う。新しいエンジンで、これだけの周回数をこなせたというのは、僕たちにとってとても良いことだし、良いスタートを切れた。全体としてはポジティブだけど、まだ本当に初期段階だ。[エンジンは] まだ開発途上だが、これらの点についてはかなり良い形で走り出せていると思う。誰にとっても、とても複雑なフォーミュラだと思うし、やるべき作業はまだたくさん残っている。でも、それは普通のことだ」アイザック・ハジャー「かなり生産的だった。正直、想像していたよりも多くの周回をこなせた。すべてがとてもスムーズに進んだ。小さな問題はあったけれど、初めて自分たちのエンジンを使った初日としては、本当に印象的だった。かなりスムーズだったと思う」ローラン・メキース (チーム代表)「自分たちのパワーユニットを搭載したRB22で、初めてここに来られたのは、本当に特別な瞬間だった。その分、特別な空気感や緊張感もあった。ここ数か月、そして数週間は、月曜日の朝に走行できる状態に持っていくために、本当に慌ただしい日々だった。しかし最終的に、月曜の朝9時過ぎに、自分たちのパワーユニットを積んだマシンをコースに送り出すことができた。ミルトンキーンズにいる、シャシー側、パワー...