2020年のF1世界選手権 第7戦 F1ベルギーGPの予選で11番手~20番手だったドライバーのコメント。非常に僅差となったF1スペインGPの予選。11番手のダニール・クビアトは0.008秒差、12番手のピエール・ガスリーは0.023秒差の僅差でQ3進出を逃すことになったが、アルファタウリ・ホンダF1の2台がタイヤを自由に選択できる最前列を確保した。
11番手:ダニール・クビアト(アルファタウリ・ホンダ)「予選では終始力強い走りができた。マシンの状態も昨日から徐々によくなってきており、エンジニアたちとともにいい方向に調整ができているので、金曜日から土曜日にかけての進歩に満足している。明日はいいレースができると思うので、そのためにベストを尽くす。決勝は長いレースになるし、スパなので、天気に左右される可能性もある。雨になり、どんなことが起きてもライバルに負けないように、いい状態で走れるように最善を尽くす」12番手:ピエール・ガスリー(アルファタウリ・ホンダ)「Q2では10番手のノリス(メルセデス)とわずか0.04秒差だったので、Q3進出を果たしたかった。最後のシケインをうまく攻略できずに、出口で失敗してしまった。トラクションを失い0.1秒はロスした。しかし、決勝ではタイヤを選択できる位置からスタートする。雨が多いノルマンディ出身の僕にとっては、明日は雨になるとうれしいね(笑)。12番手からは上位も狙えると思っている。中団は接戦になると思うけど、最大限プッシュして入賞を狙う。できればタイヤ選択ができる中で最も前の11番手がよかったけど、今日はダニール(クビアト)は速かったので、僕の努力が少し足りなかったと思っている」13番手:シャルル・ルクレール(フェラーリ)「最後の走行は問題なかったし、13番手と14番手は今日の僕たちにできる精一杯だったと思う。昨日からなんとかマシンバランスを改善させることができたけど、残念ながら、期待していたパフォーマンスを見つけることはできなかった。レースは厳しいだろうけど、僕はいつも楽観的だ。力強いスタートを切って、正しい戦略、優れたタイヤマネジメントをすれば、ポイントを争えると思っている。家で見ながら僕たちをサポートしてくれている人たちも含め、僕たち全員にとって困難な時期だ。彼らのためにできる限り最高の結果をもたらすために全力を尽くしていく。全員が頭を上げて、モチベーションを維持することがチーム内の全員にとって重要だ。僕たちは一体となって問題の原因を見つけて対処することに懸命に取り組んでいる」14番手:セバスチャン・ベッテル(フェラーリ)「今週末は僕たちにとって厳しい週末になることはわかっていたんだし、僕たちは強さを忘れずに自分たちがやっていることをやり続けていく必要がある。僕たちはストレートでかなり失っているし、このサーキットはストレートが多い。それにタイヤをきちんと機能させることにも苦労している。でも、レースは長いし、何が起こるかは決してわからない。最終的に今日の結果はこのようなトラックでの僕たちのレベルをリアルに反映していると思う。明日、戦いに臨む準備はできている。雨が降っても大きな変化はないと思うけど、ポイントを獲得するために戦略を含めて何でも試すつもりだ」15番手:ジョージ・ラッセル(ウィリアムズ)「ワクワクしており、おそらく今年の予選で最高だった。理論的にはストレートが長いため、僕たちのクルマはこのサーキットには適していなかったので、Q2に近づくとは予想していなかった。良いラップをまとめることができたし、マシンのフィーリングは素晴らしかった。マシンの限界近くでここを走るのは爽快だったし、本当に嬉しい。明日は雨が降ることを願っている。そうすれば、いろいろとひっくり返るだろうし、そうなることを祈っている」 16番手:キミ・ライコネン(アルファロメオ)「今日はベストを尽くたし、Q1を突破するチャンスがあったけど、最終的に少し足りなかった。アウトラップにトラフィックがあったのと、ラップを開始した時にタイヤが少し冷えすぎていた過ぎた。ターン1ではオーバーステアに苦しんだし、前回のラップに比べて少しタイムを失った。その後マシンの感触が良くなり、前よりは速くなったが、トップ15入りするには十分ではなかった。残念だけど、それが現実だ。明日どうなるか見極めて、自分たちのレースをすれば。雨が降れば混乱した一日になるだろうけど、それに頼ってもいられない」17番手:ロマン・グロージャン(ハース)「予選で最後の6〜8台のマシンの一台になることはわかってした。こことモンツァ、ムジェロが難しい週末になることは秘密ではない。僕たちにできることは、マシンから最大限に引き出すことだし、それができたと思う。ファストラップは楽しいラップだった。スパは間違いなく“メガ”だよ。もっと頻繁にここでレースができればいいのにと思う。17番手でも速いと感じられる。明日、状況が変化した場合は、さまざまなことを試せるし、僕たちの強みを発揮できることを願っている」18番手:アントニオ・ジョビナッツィ(アルファロメオ)「かなり僅差だったので、Q2に進出する可能性があったかもしれないけど、ターン8で小さなミスをしてしまい、それを実現するために必要なタイムを失ってしまった。とても残念だけど、これが現実だ。明日はまたバトルがたくさんのレースになるだろうし、ベストを尽くし、いくつかポイント獲得を目指さなければならない。雨が降って大混乱のレースになるかもしれない。どんなコンディションであっても良い仕事をする必要があるし、どういう結果になるか見てみよう」19番手:ニコラス・ラティフィ(ウィリアムズ)「Q2に進出のポテンシャルはあったのでかなり悔しい。不運にもハースの黄旗に引っかかってしまい、最後のアタックで減速しなければならなかった。この問題を考慮すれば、僕のラップは十分に良かったはずだ。でも、マシンの感触は素晴らしかったし、一晩でいくつかの良い変更を行ってQ2に進出する材料は揃っていた。決勝では他のマシンとの戦い、挑戦したいと思っている」 20番手:ケビン・マグヌッセン(ハース)「Q1で3回の走行をする予定だったし、2回目の素行後はタイム的にかなりタイトだった。2回目の走行の後、中盤の13番手と14番手にいるドライバーとのギャップはそんなに大きくなかった。僕たちとしてはかなり良いポジションだった。そのためには良いラップにまとめる必要があることも分かっていた...
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