2020年のF1世界選手権 第6戦 F1スペインGPの予選で11番手~20番手だったドライバーのコメント。非常に僅差となったF1スペインGPの予選。11番手のセバスチャン・ベッテル(フェラーリ)は0.002秒差、12番手のダニール・クビアトは0.026秒差でQ3進出を逃している。しかし、高温が予想されるレースではソフトでスタートするトップ10ドライバーに対し、タイヤを自由に選べるメリットは大きいかもしれない。
11番手:セバスチャン・ベッテル(フェラーリ)「Q3進出にとても近かった。1000分の2秒はとても小さなギャップだ。全力を尽くしたし、もちろん、これだけ接戦で先に進めなかったのは残念だ。週末を通してずっと適切なバランスを見いだすのに苦労している。でも、ポジティブな部分を見なければならない。明日はタイヤを自由に選べるし、何か違ったことをやれることを期待している。今夜、それについて考える。今日は全体として第1セクターは問題なかったけど、ミドルセクターでマシンがどんどんナーバスになって、特にターン7に苦労したし、ターン5もかなりトリッキーだった。最終セクターは良かったけど、そこでも適切なバランスを見つけるのが簡単ではなかった。これからレースに役立ちそうな答えを見つけられるようにデータを研究しなければならない」12番手:ダニール・クビアト(アルファタウリ・ホンダ)「午前中のフリー走行ではマシンのフィーリングがよくなくて苦しんだが、予選では改善することができました。いい走りができたので満足している。タイムもよかったし、決勝は12番手からスタートで新品のタイヤも使えるので、ポイントも狙えると思う。明日はいい走りをして、トップ10以内でフィニッシュしたい」13番手:ダニエル・リカルド(ルノー)「本当に僅差で13番手という結果しか出せなかったのは残念だ。Q3を逃したのはわずかな差だし、グリッド4つ分の差になっていたかもしれないから残念だ。Q2はクリーンなラップだったけど、他チームの方が少しだけ多くを見つけることができたようだ。明日は何か方法を見つける必要があるし、できる限りのベストを尽くすつもりだ。オーバーテイクは難しいだろうけど頑張る。暑くなるだろうし、タイヤも試される。レースの戦略にいくつかチャンスがあるかもしれない。ポイント獲得についてはまだ楽観的だ」 14番手:キミ・ライコネン(アルファロメオ)「間違いなくポジティブな日だった。マシンのフィーリングはとても良くなったし、思い通りにドライビングができる自信を与えてくれた。Q2に進出することができたし、もっと上位を狙えたかもしれないけど、ソフトタイヤを使い切ってしまったのでミディアムを使うしかなかった。もしかしたQ3進出も狙えたかもしれないけど、今はこれで満足しなければならない。僕たちにはスピードもあったし、ここから戦えることを願っている。僕たちは正しい方向に進んでいるし、明日ポイントを獲得のためにやらなければならないことも分かっている。前の人よりも速く走るだけだ」15番手:エステバン・オコン(ルノー)「ポジティブな見方をすれば、メカニックは信じられないほど素晴らしかった。FP3での不運なアクシデントの後、マシンはひどく損傷していたけど、2時間以内に元通りにしてくれた。彼らの努力は素晴らしいものだったし、全員に感謝している。残念ながら、今日はQ3に進出するペースがなかったのがマイナスだ。トップ10以内に入ることの重要性を知っているので、そこは今後も引き続き検討する必要がある。先週は14番グリッドからポイントを獲得したので、明日も同じことを達成できるようにベストを尽くす」16番手:ケビン・マグヌッセン(ハース)「Q2を通過するという点では僅差だったので、順位を上げて通過するにはそれほど苦労はなかったと思う。2回目のアウトラップのトラフィックでかなり妥協させられた。多くの人がアウトラップをゆっくり走っていたからかなり多忙だった。最後の数コーナーで基本的にコース上で止まっていた。歩くスピードでホイールをわずか転がしているだけだった。タイヤがかなり冷えてしまった。今週ずっとマシンが良かったけど、いつもの感じに戻ってしまった。良いラップをまとめることができなかった。ちょっとチャンスを逃してしまった感じだ。予選に向けていいクルマに仕上げた自信はあったし、実際にフィーリングも良かった。今日の午後は実際に見せられなかったけど、僕たちには予選よりもはるかに優れたレースペースがあるはずだ」17番手:ロマン・グロージャン(ハース)「今朝とは同じマシンに感じられなかった。悲しいことにこうなるだろうと感じていた。本当にマシンを金曜日とまったく同じ状態に保ちたかったので悔しい。エンジンなどマシンの多くのパーツ交換しなければならなかった。スタッフは今朝の4時まで仕事をしてくれたし、彼らのために今日は良い結果を出したかったけど、良いフロントエンドがなくなっていた。アンダーステアではドライブできないし、自信もまったく無かった。最悪だ。分析して何が起きたのか理解する必要がある」18番手:ジョージ・ラッセル(ウィリアムズ)「フリープラクティスでライバルたちからかなり離れされていたので、予選セッションにはかなり満足している。パフォーマンスのステップには満足しているけど、それでも土曜日のペースがどこに行ってしまったのかを理解する必要がある。タイヤを適せるウィンドウに収めるのに苦労している。理論上はこのサーキットはシルバーストンでの過去2つ週末よりも僕たちたちに適しているはずなので少し奇妙だ。詳しく調べて、良いペースがどこに行ってしまったのかを理解する必要がある。そこ修正していかなければならない」19番手:ニコラス・ラティフィ(ウィリアムズ)「かなり大きな変更を行って、昨日とのギャップを埋めたが、明らかにそれだけでは不十分だった。最終ラップでは、おそらく0.2秒は見いだせたと思うけど、僕のポジションに変化はなかっただろう。これまでのレースで示したようなQ2に進出するポテンシャルがなかった。僕たちのマシンは路面温度の高い状況にあまり適していない。これからは明日のレースで何を救えるかに集中していく必要がある」20番手:アントニオ・ジョビナッツィ(アルファロメオ)「僕にとって最も簡単な予選ではなかった。1回目のアタックの終わりに縁石に乗り上げてフロアを傷つけたかもしれない。何が起きったのかをチェックする必要があるけど、その後ハンドリングがおかしくなり、2回目のアタックは難しかった。...
全文を読む