F1 第10戦 イギリスGP終了時点での各F1ドライバーのパワーユニット使用状況を振り返る。F1レギュレーションでは、各ドライバーあたり5基のペナルティを使用することができる。そして、パワーユニットを構成する6つのコンポーネントのどれかひとつが6基目に達した時点で10グリッド降格ペナルティが課せられ、2つ目以降のコンポーネントは5グリッド降格となる。
以降、どれか一つのコンポーネントが新しい数になると10グリッド降格、それ以外は5グリッド降格というペナルティが課せられている。F1イギリスGPでは、マクラーレン・ホンダのフェルナンド・アロンソが6つ全てのコンポーネントを交換して、4基目に達した。チームメイトのジェンソン・バトンは、バッテリーとコントロールエレクトロニクスをそれぞれ3基目にした。カルロス・サインツ(トロ・ロッソ)とフェリペ・ナッセ(ザウバー)、さらにハースの2台は、エンジン、ターボチャージャー、MGU-Hを交換。またマーカス・エリクソン(ザウバー)は、ICEを除くコンポーネントを交換している。ダニール・クビアト(トロ・ロッソ)は3基目のバッテリーとコントロールエレクトロニクスを投入している。 ジョリオン・パーマー(ルノー)は内燃機関、ターボチャージャー、MGU-H、MGU-Kをすべて3基目にしている。他にはキミ・ライコネン(フェラーリ)がMGU-Kを4基目にしている。 前戦でターボチャージャーとMGU-Kがシーズン内の使用限度数である5基に達したルイス・ハミルトン(メルセデス)のパワーユニット使用状況には変化がなく、メルセデスは今後ら2戦の間で今後の新コンポーネント使用計画を練るとしている。チームドライバーICETCMGU-HMGU-KESCEメルセデスルイス・ハミルトン355333ニコ・ロズベルグ333222フェラーリセバスチャン・ベッテル433333キミ・ライコネン333433ウィリアムズフェリペ・マッサ222222バルテリ・ボッタス222222レッドブルダニエル・リカルド333322マックス・フェルスタッペン222225フォース・インディアニコ・ヒュルケンベルグ222222セルジオ・ペレス222222ルノーケビン・マグヌッセン333323ジョリオン・パーマー333333トロ・ロッソダニール・クビアト333233カルロス・サインツ444222ザウバーマーカス・エリクソン443222フェリペ・ナッセ434222マクラーレン・ホンダフェルナンド・アロンソ444444ジェンソン・バトン444433マノーパスカル・ウェーレイン222222リオ・ハリアント333322ハースロマン・グロージャン333322エステバン・グティエレス333223ICE … 内燃機関(エンジン)TC … ターボチャージャーMGU-H … 運動エネルギー回生システムMGU-K … 熱エネルギー回生システムES … エネルギー貯蔵装置(バッテリー)CE … コントロールエレクトロニクス
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