FORMULA 1 GROSSER PREIS VON ÖSTERREICH 2016
1位:ルイス・ハミルトン (メルセデス)「ここは間違いなく作業を続けていけなければならないトラックのひとつだし、今日の予選セッションに向けて作り上げてきた。完璧なラップをするのが簡単なトラックではないし、正直、僕にとって最適なサーキットではない。ドライバーとして、僕はブレーキをきれいに深く踏む方だけど、ここでは早めにアクセルを離して、最低のスピードを高めに維持しなければならない。僕はそういうのに慣れていない。このトラックは乾くのがとても速い。このサーキットの素晴らしい特性だし、それで予選が本当に面白くなった。明日は少し涼しくなってくれることを願う。そうすればタイヤ管理の助けになるはずだし、良いスタートが切れるだろう。レースは面白くなるだろうし、良い一日になることを願っている」2位:ニコ・ロズベルグ (メルセデス)「今日はチームが大きな努力の成果だった。ダメージを受けた僕のクルマを予選までに準備するためにガレージの両サイドが一緒になって働いてくれた。雨によってトリッキーなセッションだったし、完璧なラップがまったくまとまらなくて、ルイスの方が速かった。明日はルイスが一番前からスタートするので、5グリッド降格のペナルティは痛い。それに、ウルトラソフトを履いて他のマシンと戦うのは厳しいだろう。でも、間違いなくエキサイティングなレースになるのは間違いないし、やれることはまだたくさんある」3位:ニコ・ヒュルケンベルグ (フォース・インディア)「素晴らしい予選セッションだった。とても嬉しいし、自分たちのパフォーマンスに満足している。今日の乾いていくトラックは2010年のブラジルのポールポジションを思い出させたし、このようなトリッキーなコンディションは本当に楽しいと言わなければならないね。どこにグリップがあるかわからない。リスクを冒さなければならないし、正しいタイミングでドライタイヤに交換しなければならない。今日の僕たちはそれができた。とにかくチーム全体のスペシャルな努力の成果だし、それがレースに向けて僕たちを素晴らしいポジションに置いてくれた。周りには速いクルマがたくさんいるけど、僕のクルマの感触もいいし、僕たちはここで全てのセッションで強かったので、多くのポイントを持ち帰れると思う」4位:セバスチャン・ベッテル (フェラーリ)「クルマはとても良かったし、一日を通して強かった。何かが足りないわけではないし、失っているのはタイムだけだ。4番手はOKだし、明日は9番グリッドだ。でも、全てが最後のラップにかかっていたのは理想的ではなかった。トラックは驚くほど乾いていた。予想以上だったかもしれない。今考えれば、もっとリスクを取った方が良かったかもしれない。ペースやクルマの問題ではなく、ドライバー次第だった。僕の前にいる3人のドライバーは僕よりも多くリスクを取った。ラインを越えるのが遅ければ遅いほど有利だった。明日は何が起きるかわからない。雨が降るかもしれないし、かなり気温が低くなるかもしれない。タイヤをどれだけケアできるかが重要になる。僕たちはいい位置にいるし、結果だけが残念だ。今日は良いセッションになると思っていたからね。クルマは本当に乗りやすいし、もっとトップに近づけると思っていた。縁石については触れない方がいいのは明白だ。来年はいい方法を考えるべきだろうけど、明日についてはどうしようもない」5位:ジェンソン・バトン (マクラーレン・ホンダ)「明日の決勝を3番手からスタートできるのは、とても嬉しいことだ! 今日は楽しい予選セッションだった。Q2では3コーナーでタイヤをロックさせてしまったので、それで終わりだと思っていた。1コーナーと2コーナーでは少し雨が降っていたので、3コーナーでその影響を受けるとは思わなかったけど、そこでコースを外れたものの、なんとか走行を続けた。明日は厳しい一日になるだろう。タイヤの性能については誰も真に理解していないけど、3番手からスタートするということは、僕たちがいいポジションにつけているということだ。今日のような天候は自分の好きなコンディションなのですが、最後のラップで良いタイムを出すためにセーブしようとしていた。幸いにもイエローフラッグが出ることはなく、リスクは大きかったものの、今日はすべてのことがうまくいった。ひとまず、この瞬間を楽しみたいと思う」6位:キミ・ライコネン (フェラーリ)「今日はたくさんのことが起こった。Q3で雨が降ったけど、セッションの最後までに路面が乾いていったし、ドライの準備ができているのか、それともウェットタイヤなのかを把握するのは難しかった。コンディションがちょっとトリッキーになったとき、たくさんの些細なことのせいでうまく対応できず、重要なときにラップをまとめることができなかった。6番手に終わったのは少しがっかりしているし、もっと力はあったと感じているけど、前にいる人たちがペナルティを受けるので、それほど悪くはない。週末を通してクルマのハンドリングは良かったし、ドライとウェットの両方のコンディションでスピードはあった。だからOKだと思う。明日は全員にとって難しい一日になるだろう。タイヤがどれくらい持つかについては天候がものを言うところが大きいし、そこが鍵になる。今日よりもずっと良くなるよう頑張るつもりだ」7位:ダニエル・リカルド (レッドブル)「ウェットになることがわかってQ3に挑むのはかなり楽しかったし、僕はかなり素早く対応しなければならないのが好きなんだ。インターミディエイトで出て行って、かなり良いペースになっていったので満足していたけど、セッション終了までにドライになるそうなのがわかったし、スリックタイヤではもっと良いこともわかっていた。後から考えれば、もう少し早く入って、スリックタイヤで2周すれば良かったと思う。たぶん、そこが僕たちがあと数ポジションを得ることができなかった部分だと思う。いくつかのペナルティによって僕は5番手からスタートするので良しとしよう。Q2でもうまくやれたしね。僕たちはスーパーソ...
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