F1ドライバーが、上海で夕食会を開いて団結を固めた。先月、GPDA(グランプリ・ドライバーズ・アソシエーション)が書簡を発表し、F1のガバナンス構造についての懸念を表明。この書簡は予選ルールを巡る騒動が起きていた最中に出されたが、5日(月)にはF1中国GPから2015年フォーマットに戻すことが正式承認されている。
F1最高責任者のバーニー・エクレストンはGPDAの声明に感銘を受けなかった様子で、具体的な提案を持ってくるよう呼び掛けながら、文書の文法ミスを指摘。その後もドライバーがF1のルールを決定づけるべきではないとの発言を続けている。先週もドライバーに口を出させるなとくぎを刺した上で、一部でF1ドライバーは“おしゃべりな連中”だと言及したと報じられた。だが、実際には、彼らのことを“おしゃべり”だと思うかと質問されて、「そういう者も一部いる」と答えたというのが真相だった。一方で、バーニー・エクレストンは“夕食に連れて行っても支払いすらしない”とぼやいている。 しかし、この日はさすがに誰かが支払いをしたに違いない。フォース・インディアのアルフォンソ・セリスを含めた18人のドライバーが夕食のテーブルを囲む画像が多くのドライバーによってネットに公開されている。ニコ・ロズベルグは投稿で「#racingunited(レーサーの団結)、バーニーの言葉に置き換えると、#windbagsunited(おしゃべり屋の団結)」とウィットで返した。この写真に写っていないのはキミ・ライコネン、ケビン・マグヌッセン、ジョリオン・パーマー、リオ・ハリアント、ロマン・グロージャンだけだ。
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