元ウィリアムズのリザーブドライバーであるポール・ディ・レスタは、2018年に経験の少ないドライバーラインナップを起用するというウィリアムズの決断はかなりのリスクがあると見なしている。ポール・ディ・レスタは、ロバート・クビサとともに2018年のウィリアムズのF1ドライバーラインナップの有力候補に挙げられていたが、最終的にロシア出身のルーキーであるセルゲイ・シロトキンがランス・ストロールのチームメイトの座に収まることになった。
ウィリアムズは伝統的に少なくとも一人は経験豊富なドライバーを採用するという哲学を崩しており、ポール・ディ・レスタはその決断に懐疑的な見方をしている。「危険のあるスタッフなのに、ドライバーラインナップでリスキーな決断をした」とポール・ディ・レスタは RACER にコメント。「もちろん、ランスは1年経験を積んでいるけど、シロトキンはこれからだ・・・僕がすでに問題視しているのは、マクラーレンというチャンピオンシップのキープレイヤーがいて、ルノーというコンストラクターが、ウィリアムズのようなチームを倒す可能性があるということだ」「勢いを維持している中団でどの位置に落ちるのだろうか?」「年月が経つにつれて、メルセデスエンジンがあるという利点は減ってきている。彼らには厳しいタスクが待ち受けている」「でも、決定にはいろいろな結果以上のものがあった。基本的に取締役が集まって、テーブルに乗っているものから様々な理由を考慮してベストの決断をした」フルタイムのF1復帰を逃したポール・ディ・レスタだが、昨年末にロバート・クビサとともにウィリアムズの旧型でテストに挑んだ際には最高のパフォーマンスを発揮できたと考えている。「テストにはとても満足していた。テストの内容は本当に満足のいくものだった。クルマに乗って、これ以上は求められないくらいの一日を過ごした。自分のポテンシャルの最大限んを発揮できたと感じているし、それは彼らも確認したはずだ」
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