ピレリのテストドライバーを務めるルーカス・ディ・グラッシが、FIAの新しいカテゴリー“フォーミュラE”の計画に関与していることが明らかになった。2014年に開幕予定のEVフォーミュラであるフォーミュラEに関して、FIAは、プロモーターとしてGP2とGP3に参戦するアダックスのチームオーナーであるアレハンロド・アガグ率いるフォーミュラEホールディングスと契約を結んだ。
フォーミュラEのマシンは、リチウム電池と電力のみで動き、開発は公式テストドライバーのルーカス・ディ・グラッシが行っているという。ルーカス・ディ・グラッシは、WEC第5戦 サンパウロ6時間レースにアウディから参戦することが発表されている。1つのレースは、リオデジャネイロのストリートで開催されるとされており、他のラウンドは「世界の主要都市を中心にそららのランドマークの周りで開催するのが理想」とFIAは述べている。Reuters は、“ドイツにとってのファーストチョイス”はブランデンブルク門だと報じた。Financial Times は、フォーミュラEの狙いは「伝統的なF1チーム、電気自動車会社、世界的なブランドを競技者として得ること」だと報じている。報道では、マシンの速度は220kphに達して、バッテリーが減少するレース途中の25分後にピットストップしてマシンを交換しなければならないとされている。アレハンロド・アガグは「最初から大手自動車メーカーがフォーミュラEに参入するとは思っていない」とコメント。「業界は自動車レースにあまり精通していない。だが、彼らは第2のステージに進むと確信している」関連:FIA、EVレース“フォーミュラ E”を2014年から開催へ
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