ペドロ・デ・ラ・ロサは、テストドライバーとして最初に市場に出た際にフェラーリに拒絶されていたことを明かした。F1で最高のテストドライバーと評されるペドロ・デ・ラ・ロサは、フェラーリと2013年の契約を結び、来週のヘレステストでフェラーリの新車をドライブする。しかし、ペドロ・デ・ラ・ロサは過去にフェラーリから断られていたことを明らかにした。
「2003年1月にジャガーを離れたとき、テストドライバーやリザーブとしてオファーするためにフェラーリに電話をしたんだ」とペドロ・デ・ラ・ロサは振り返る「ジャン・トッドは『我々にはフェリペ・マッサとルカ・バドエルがいるから十分だ』と言って電話を切った」「それから僕はマクラーレンのマーティン・ウィットマーシュに電話した。彼はアレックス・ブルツがいるので十分だと言った。でも、僕は彼らにフェラーリは2人のテストドライバーを抱えていると伝えた。彼は僕がイギリスにいるなら、来て会ってみようと話した」 「2週間後、僕は飛行機に乗って彼らと会った。面接は本当に酷いものだったけど、彼らは僕とサインしたんだ」「間髪いれずにライバルに2人のテストドライバーがいると言わなかったら、多分今日ここにはいなかっただろうね」とペドロ・デ・ラ・ロサはほほ笑んでだ。ペドロ・デ・ラ・ロサは、マクラーレンで2003年から2009年、そして2011年にテストドライバーを務めた。「全員がハッピーかどうかはわからないけど、大事なのは将来を見据えることだ「確かに他のチームもあったけど、おそらく彼は十分に速さがなかったか、あるいは彼らが僕が何を望んでいるかを知っていた。僕にとっては何か違うことをするのがすごく重要だった。大きな挑戦だけど、僕は自分が望んだ場所にいる」 「最初に電話した一人はマーティン・ウィットマーシュだった。彼は当然この決断に驚いていたけれど、僕を祝ってくれた」 ペドロ・デ・ラ・ロサは、来週のヘレスで真紅のマシンでのデビューを楽しみにしている。 「テストができてとても嬉しい。期待していなかったことだからね」また、ペドロ・デ・ラ・ロサは、全てレースでフェラーリからリザーブドライバーとして参戦の要請があった場合に“準備ができている”と述べた。 「僕はレースに訪れ、何か起こった場合に備えるつもりだ。でも、僕がリザーブドライバーなのかどうかはチームが決めることだ」「でも、あらかじめ準備を整えておけば、そのときに準備ができていないということはないよね?」関連:・フェラーリ、ペドロ・デ・ラ・ロサを開発ドライバーに起用 - 2013年1月16日・ペドロ・デ・ラ・ロサ、フェラーリのリザーブドライバーも兼任 - 2013年1月18日
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