トロロッソ・ホンダのダニール・クビアトは、F1メキシコGPのペナルティについて“非常に怒って”おり、FIAスチュワードの裁定は“F1を駄目にしている”と考えている。ダニール・クビアトは、F1メキシコGPの最終ラップに9位を争っていたニコ・ヒュルケンベルグ(ルノー)と接触してバリアに追いやった。クビアトは9位でチェッカーフラッグを受けたものの、レース後に10秒加算ペナルティを科せられて11位に降格した。
ダニール・クビアトは、裁定はドライバー同士にレースをさせて、ホイール・トゥ・ホイールの結果として与えられるペナルティを削減するというポリシーに反していると主張する。「あまり言いたくありません。まだそれについて非常に怒っているからね。レースドライバーとして強く反対する。彼らは僕たちにレースをすることができると言ったんだからね」とダニール・クビアトはコメント。「当然ニコは守っていて、僕は攻撃していて、衝突があった。でも、このようなことは、特に最後のラップの最後のコーナーで起こることだ」「人々はレースを見たいと思っている。僕たちがそれに対してペナルティを科せられるなんて・・・彼らはこのようにスポーツを駄目にするだけだ。時々スチュワードがすることが僕は好きではない」ダニール・クビアトは、以前からF1におけるスチュワードディングに批評的であり、2017年にはプロセスを“愚かなサーカス”と非難していた。ダニール・クビアトとニコ・ハルケンベルクとの衝突についての裁定について質問されたF1レースディレクターのマイケル・マシは、スチュワードはこのインシデントが「黒白旗以上のもの」だと指摘したと語った。損傷したマシンでチェッカーフラッグを受けてポイントを獲得したニコ・ハルケンベルクは、ダニール・クビアトは間違った動きをしたもののん、彼の試みを責めることはできないと語る。「明らかに彼は非があると思う。僕は彼に十分なスペースを残していたけど、彼は僕のリアタイヤを少し押した。それによってマシンはスピンした」とニコ・ヒュルケンベルグは語った。「彼はレースドライバーであり、試してみる義務がある。だから彼を責めることはできない。ただのレースだ」「でも、もちろん、お互いにぶつかったり、マシンをウオールに追いやったりせずに、よりクリーンにしようと努める必要がある」