トロロッソ・ホンダのダニール・クビアトが、F1イタリアGPへの意気込みを語った。「スパでの週末は、レースに関わるすべての人にとって辛いものだった。一方で、僕自身については日曜の決勝で、後方スタートから7位でフィニッシュできた。モンツァはスパと同じパワーサーキットなので、期待を持っている」とダニール・クビアトはコメント。
「イタリアGPはチームにとってホームレースだし、人生の大半をイタリアで過ごしている僕にとっても重要だ。11歳のころからイタリアに住み、学校に通いながらカートチームに所属していた。20歳になるまでの10年間をイタリアで過ごしたので、たくさんの友達がいるし、人生の大半をここで過ごしたともいえる。昨年もフェラーリで仕事をしたし、僕にとっては大きな意味を持つ場所だ。まだ子供だった僕にとって、イタリア行きは冒険だった。ロシアと違い、イタリアでは毎週のようにカートレースが行われていて、レーサーになる夢を叶えるために、イタリア行きは必須だった。大きな決断だったが、両親が代わる代わるイタリアに来て面倒を見てくれた」「僕はF1ではモンツァでいい成績を収められていない。でも、ジュニア時代には何度も優勝しているし、走りがいのあるコーナーがあって好きなサーキットだ。スパを走り終えて、まだまだ上位で戦えると確信しているし、新しいPUがそれを手助けしてくれるだろう。シケイン、そしてレズモやパラボリカの高速コーナーの攻略がいいラップタイムのカギになる。コーナー数が少ないので、すべてが重要だ」