ダニール・クビアトは、レッドブル・レーシングへの電撃復帰を除外してはいない。レッドブルのモータースポーツアドバイザーを務めるヘルムーコ・マルコは、ダニール・クビアトのトロロッソでのF1復帰は“ラストチャンス”だと語っている。
ダニール・クビアトは2014年にトロロッソからF1デビュー。翌2015年にレッドブル・レーシングに昇格したが、2016年のF1スペインGP前にマックス・フェルスタッペンと入れ替わるかたちで再びトロロッソに降格。その後、スランプを抜け出すことができず、2017年のF1アメリカGP後にレッドブルのプログラムを外されている。しかし、ダニール・クビアトは再びレッドブル・レーシングに復帰する可能性を除外してはおらず、マックス・フェルスタッペンのチームメイトになることは問題ないと述べた。「マックスとはとても仲良くしているよ」とダニール・クビアトは racingnews365 にコメント。「彼がF1で成し遂げたことを心からリスペクトしている。あのような若い年齢で達成したことにもね。とにかく魅力的に思える。素晴らしいチャレンジになるだろうね」だが、ダニール・クビアトはまず何よりも今週末のメルボルンでスタートする2019年のF1世界選手権で再び自分自身の実力を確立する決意だと語る。「まず第一に僕は今トロロッソにいる。ここの人々は僕がベストを尽くすに値するし、今は彼らのために全力を尽くしている」とダニール・クビアトはコメント。「まだ次のステップについて考えることはできない。でも、質問に答えるとすれば、もちろん、僕はそれ(レッドブル・レーシング昇格)を望んでいる」