デビッド・クルサードのラストレースは、わずか1コーナーで終了した。レース直前の突然の雨により、ウェットでのスタートとなったブラジルGP。後方からのスタートとなったデビッド・クルサードだが、1コーナーで前のクルマにヒット。その弾みで後ろから来た中嶋一貴と接触し、最後のレースを一周も走り切ることなく終えた。
ラストレースのために、「Wings for Life」のチャリティ募金を表す特別なカラーリングのマシンとレーシングスーツを用意し、「1周を噛みしめて走りたい」と語っていたクルサードだったが、残念なラストレースとなってしまった。
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